The waves.

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ものすごく久しぶりに自分のブログを開いてみる。
最後の投稿が2006年。あれからもう4年も経ってしまいました。
なんか、時があっと言う間に過ぎたような、その間一日一日が異様に長かったような。
でも、その時間の流れは誰にも止めることが出来なくて、かと言って自分もその流れに逆らうことなく今の自分へ辿りついた。

4年前の日記を読んでみると少し、ほんの少しだけど自分が成長したような気がする。

でも、「大人」というものになるにつれて、経験や知識の他に世の中での「こうであるべき振る舞い」や「建前」、「人間関係」とか気にしなくてはいけないことがたくさん増えたと思う。
「自分にはなにが求められているのか」、「何が出来るのか」とかが生きる基準になってくる。

無邪気に美大で制作していた日々も今は懐かしい。
あの時はただひたすら楽しくて、自分の感じたこと、思い、喜びや悲しみをそのまま作品に注ぎ込んでいた。ただそれだけで良かった。

最近は仕事と制作との両立が少し難しく感じていた。
忙しい日々を生き抜くのが精一杯で、ふと立ち止まって考えるということも忘れていたような気がする。でも、それは多分良い訳にしか過ぎない。

「時間だけは人類皆平等にあるの」と昔母が教えてくれた。

「忙しい」と自分に言い聞かせていてそのポジションに留まって甘えていたのではないかと。

久しぶりに参加したパフォーマンスはとても心地良かった。
自分の身体と精神が一つになって、時間、空間、自然、宇宙、全てが混合してしまうかのような、不思議な感覚。
そう、夏の昼下がりに誰もいないプールにひとりぷかぷか浮いているかのような感じ。
とても幸せな感覚。

毎日見る景色や印象に残った言葉、感覚、そういうのにもっと目を向けてみようと思う。

だって、世界はこんなにも美しいのだから。

上を見上げると息を飲むほど青いの空。
どこまでも続いているかのような雲。
燃えるような紅葉。
通勤時の電車の向かいに座っている女性が微笑ましい顔で赤ちゃんを抱いている。
指を絡ませながら散歩をする恋人同士。

朝目覚めた時に見る恋人の寝顔。

私の周りには小さな幸せや景色がこんなにもたくさんある。
そしてその一つ一つを美しいと思えるのはなんだかんだ言って今の自分自身が幸せだからだと思う。
辛いこともあるけど、周りには私を支えてくれる人たちがいて、励ましてくれたり、時にはじっと見守っていてくれたりする。
私も逆にその人たちの支えになりたいし、応援したい。
頼りないかもしれないけど、これからもっとがんばろうと思う。

仕事も、制作も、恋愛も。
私は欲張りだから、どれか一つを選ぶことなど出来ないし。
なら全部に全力を注ぎたい。

だから昔の日記は消した。
今日からまた少しずつ頑張ろう。