以前の投稿で、団塊世代とZ世代の断絶についての記事をご紹介しました。

 

 

今回は逆に、団塊世代が楽しんでいる趣味やアクティビティがZ世代にウケているという記事です。

 

 

ここで紹介されているトレンドは以下の10個。

 

 

1. アナログレコード

 

アナログレコードの売上が再び伸びているそう。

 

CDが当たり前になった30年前、クラブDJはまだアナログレコードを使っているという事実に団塊世代は驚いていました。

そのクラブDJも、CDをスピンできる機材=CDJの登場で次第に音源をデジタル化。

今となってはDJ音源はダウンロードする時代になっています。

 

そこにきてアナログレコードの持つ独特の音質が再び見直されているようです。

今年めちゃくちゃ流行ったDoechiiの”Anxiety”もわざとアナログレコードのようにざらついた効果を使っていました。

 

 

 

 

 

 

2.ガーデニング

 

土に触れ、天気を伺い、自然と対話するガーデニングは団塊世代の趣味の定番。

デジタル生活に疲れがちなZ世代だからこそ、ガーデニングに心惹かれるのかもしれませんね。

また食への不信感からか、自給自足の生活に興味を持つ若い世代も多いそうです。

 

 

 

 

3.手書きの日記

 

ガラスペンの流行やスクラップブック人気の高まりを見ると、確かに手書き文字やアナログ日記が復活しているように思います。これもまた、デジタル疲れが影響していると指摘する声も。

 

刹那の想いや2度と戻れない青春時代を残すには、形のないクラウドより手元に残る日記帳のほうがいいですよね。

紙にペンを走らせる感覚もリラックス効果があるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

4.編み物

 

100均の編み物コーナーや毛糸コーナーが充実している様子を見る限り、編み物は団塊世代だけの趣味ではないと感じます。

昔は手芸店にしか売ってなかった毛糸が、気軽に買えるようになったのも人気を後押ししていますよね。

SNSにも幅広い世代による編み物アカウントが溢れています。

 

 

5.釣り

 

アメリカでは若者による漁業許可証の申請が増加しているそうです。

アメリカの漁業許可証はオンラインで申請でき、その申請料は河川の保護に役立てられています。

 

浮きを眺めながらの穏やかな時間や釣りあげた時の達成感が不安やうつ状態の克服に効果的だと考えられているらしく、釣りの人気が高まっているとか。

 

6.パン作り

 

パンミックスとホームベーカリーでワンタッチ、ではなく粉から作るスクラッチベーキング(Scrach Baking)が流行しています。

確かに、TikTokでもパンやパイをこねたり焼いたりする動画、多いような・・・

コロナ禍で外に出られなかった若者たちが、そんなSNSから影響を受けてパン作りを始めるケースが多かったそうです。

 

 

 

 

7.手紙を書く

 

手書き文字のワークショップやペンパルクラブに参加する若者が増えているとか。

テキストメッセージではなく、一文字一文字を心を込めて書いたり、ワクワクしながら封を開ける体験が最近の若者にときめきを与えているのは、素敵なことですね。

 

8.木工

 

電動のこぎりややすりで素晴らしい木工作品を生み出すASMR動画、延々と見てしまいますよね。

やってみようかな、と思う人も多いはず。

動画で見るよりずっと思い通りにはいかない木工作業ですが、若者はそんなトライアンドエラー体験にも飢えているのかもしれません。

 

9. パズルとボードゲーム

 

10年ぐらい前から、日本でも海外のボードゲーム人気は高まっていました。

ワークショップに参加したり、サークルを作ってワイワイ楽しめるアクティビティです。

コロナ禍でいったん下火にはなりましたが、再びボードゲームがトレンドになっているようです。

 

 

 

10. バードウォッチング

 

ハイキングに出かけて野鳥を観察する若者のSNSアカウントが増えているとか。

自然と触れ合い、生命の美しさを堪能するなら、バードウォッチングは最高のアクティビティですね。

珍しい鳥と出会うなど、嬉しい「事件」をシェアするコンテンツ性も人気を呼んでいるのではないかと思います。

 

 

 

 

以上、アメリカでトレンドになっているアナログなアクティビティ10選でした。

最近の若者のデジタル疲れやコロナの影響によるメンタルヘルスに起因するトレンドもあり、ちょっと心配にもなりますね。

これをきっかけに世代を超えた交流が生まれるのもいいかもしれません