先日、人形劇の「11ぴきのねことぶた」を見に行ってきました。
劇団四季のミュージカルに行ったり、少しずつ観劇を子どもたちと一緒にしていきたいなと思ったからです。
実は、長男が3歳くらいの頃から観劇を子どもと始めようと思っていたのですが、言っちゃなんですが、「子ども向け」と歌っている劇の質の悪さに辟易をしてしまって、「質の悪いものを見に行くくらいならば、映画にしよう」と思ったのでした。
質の悪いもののたいていはアマチュア劇団というか、素人さんがが開催しているもの。申し訳ないですが、プロ意識が低く、「子どもだから多少手を抜いても…」な感じが見え隠れします。
料金もたいていは良心的(というか安い!)ので参加は確かにしやすいですが…やっぱりそれならば、見ない方が良いという感じになっていました。
だらだらと前置きが長いですが、今回の人形劇は料金はそこまで安くなありません。しかもちゃんとした劇場で行われます。評判も悪くはありません。それで行ってみようと思ったのですが…
「人形」の劇であることをすっかり忘れていました。
やっぱり「人間」の劇とはまったく違いますね。
黒子も目立ってしまうし、動きがスムーズではありません。
「人形」の劇である、浄瑠璃とはまったくちがいますし。。。
つい数か月前に劇団四季のミュージカルにも行ったときの感想に比べて、唸ってしまうのは仕方がないのかもしれません。
とにかく、私的にはこれからの子連れ観劇は「人間」の劇限定にしようと思いました。
さておき、子どもたちの反応はと言いますと…
ストーリーも絵本を題材にしているので、だいたい分かっているということや、猫たちのやることなすことが自由きままにその場で考えていくところが良かったみたいです。
長男も次男も大満足で帰ってきました。
この子どもたちの顔を見て、「まぁ、これでよかったのかな」と思いました。