9/10テレビ東京で放送された「よじごじDays」
をご覧になられた方は、いらっしゃるでしょうか?
アンフィシアターで上演中の劇団四季「美女と野獣」
の一日密着。
宝塚OG遼河はるひさんと、ディズニー大好きお笑い芸人さんがリポートされていました。
出演者の私物チェックや、舞台装置、舞台衣装、舞台小物、稽古風景など。
出演者が使用している、のどケアのためのミンティアVOiCE、初めて知りました。
複数の方がお持ちだったので、効果があるんでしょうね。
歌わないけど、私も買ってみたい…
舞台装置の異常がないか小さな音まで確認していたり、
舞台小物のケーキが実はお寿司でデコされていて、さらに回転寿司とは…
見えないところまで、手が込んでますねー
7ヶ月かけて作られた、ヒロインベルのドレスにはスワロフスキーが使用されているとのこと。
衣装担当者は、
終演後、ほつれているところなど無いか衣装チェック。
ほつれているところがあれば、ほつれたビーズなどで舞台機構にも影響が出る可能性があるからなんですね。
きっと、夜遅くまで大変でしょう。
各担当者が心を込めて、舞台を作り上げているのが伝わってきました。
出演者たちの
開演2時間前のバーレッスンや発生練習や
ロビーでのストレッチ姿も。
普段なかなか見ることができないところを見せてくれたので、
劇団四季、太っ腹!
このように舞台の裏側を見ると、
関係者みんなが真剣に一生懸命、舞台を成功させるために取り組んでいるのがよく分かり、
公演を観に行ってみよう!という気持ちになるかもしれませんよね。
それが、今の宝塚には必要なのではないかと思うのです。
宝塚には、CS放送のスカイステージがあり、
たまに今回のような内容も放送されていますが、
スカステは、結局ヅカファンが加入する番組で、
視聴する人もヅカファンだけ…
ということで、不特定多数の目に触れることはない番組です。
宙組パワハラ事件で、
一般の方の宝塚に対する目は厳しいものになってしまいました。
こんなときだからこそ、
「宝塚は、パワハラだけじゃなく、こんなに真面目に頑張っている人間がたくさんいるんです。」
ということを伝えるためにも、
スカステではなく、宝塚に興味がない一般の人の目にも触れるようなところで、
宝塚の舞台の裏側を放送する時期に来ているのではないでしょうか…
すみれコードなるものが存在し、見せられない部分が多いとされる宝塚。
そのような隠し事が多いままでは、改革は進まないでしょう。
劇団四季にも問題はあるでしょう。
しかし、
これだけ裏側を見せようとする劇団四季の姿勢には、
宝塚も見習う点はあると思います。
ちょうど今の時期ならば、
ちょっと心配な花組のテコ入れ?も兼ねて、
「新トップスター誕生!に密着」
という内容はどうでしょう?
宝塚のトップスターってよく聞くけど、結局なによ?
という一般の方は多いだろうし。
れいちゃんの退団会見から始まって、永久輝さんへと変わっていく花組に密着するのも面白いと思います。
しかも彼女は歌ウマさんだから、稽古風景だけでも、
世間の方は、
宝塚ってこんなに歌が上手いんだ!
と思ってくれるかもしれません。
大スポンサーVISA様も、永久輝さんが注目浴びるのは喜ぶだろうし…
悪くない内容だと思いますが、いかがでしょう?
わたしも、エキサイティング退団会見とか、宙組パワハラ事件に文句ばかり言っているわけではなく…
ブログタイトルにもあるように、本当は宝塚を応援したいと考えており、
少しでも宝塚が良い方向に進めばいいなと思ってはいるので、
ヅカファンのイチ意見として劇団にも参考にしてほしいと思います。
劇団さん、いかがでしょう?