「エレナさん、悪くないけど、何かが違う。」
「この香りが似合う日本人男性って
なかなかいないと思う」・・・
「えー???→私の心の叫び💦」
先週、調香の学び舎にて
men's向けの香水を調香。
その香りを実際に男性に
香っていただき
感想をもらってくるのが
次回までの課題。
私のブレンドは
シダーウッドを主役に
心身ともに成熟した
男性の色気を
イメージしたブレンド。
シダーウッドは
男性ホルモン「テストステロン」の
増強作用があり
揺るがないパワーや
ぶれない軸を思わせる
男性的なウッディな香り。
香りは、
私達の本能や感情や情動、記憶
また自律神経や
ホルモンバランスを司る領域に
直接的にはたらきかける。
上記のように、あまり男性ウケが
芳しくない私のブレンドを
見直すために
いろいろとネットサーフィンしながら
辿り着いたのが
こちらの書籍。
考えていると
それぞれの弱点や欲求に共感する、
相手に感謝する、といったことが
難しくなる。
相手の違いを理解し、受け入れ、
感謝し、尊重してはじめて
真の男女平等は成り立つ」
そんなスタンスをベースに
この書籍では、
生物学的に遺伝子的に
また
男女のホルモンのはたらきの
違いを切り口に
真のパートナーシップについて
語られている。
(もちろん
男性の中にも女性性があり
女性の中にも男性性があり
男女両方のホルモンが
バランスを取り合っている。)
男らしさを司る
「テストステロン」は
男性の若々しさや健康
活力、集中力、記憶力
気分の安定、性欲などに
深く結びついている。
この書籍の中では
「男には洞窟タイムが重要である」と。
仕事で戦った
日中のストレスを回復するために
誰にも邪魔されない一人時間が必要、と。
そういう時間をもつことで
男性はテストステロンを回復し
恋愛、家族、仕事に使うための
エネルギーを得る。
つまり
男性は、リラックスした
ストレスのない状態(洞窟タイム)を
20〜30分過ごせば、
テストステロンは充分に回復に向かう。
・・・
そうか!!!
私がリサーチさせていただいた
男性達が
「ラベンダー、バニラ、ベンゾイン
ローズ、イランイラン」など
鎮静効果の高い香りを好んでいた
謎が解けた気がした。
特に
洞窟タイムにぴったりな
マイカーでの一人時間も
車内の空気清浄や
リフレッシュにぴったりの
ペパーミントやユーカリなどよりも
男性は鎮静作用が高い
リラックスできる香りを選ぶ理由も
頷けた。
男性性を高める=
テストステロンを増強するシダーウッド
と考えた
安易な私の選択、、、💦
でも、男性の感想を聞くという課題に
その気づきへの意図があるのだと感じた。
すごく貴重な気づき!!!
ありがとうございます💕
もちろん
個々の香りの嗜好や
どんな時に香らせたいのか
目的やニーズや
タイミングにも寄りますが
今後
男性向けの調香や
良好なパートナーシップに役立つ
香りの演出なども
手がけていきたいひとつなので
さらに学びと経験を
深めていきたいと思います。
でも、でも
男と女って
違うからこそ
永遠に
惹かれ合い
魅力を感じるのですよね💕笑



