電源立上り検証
以前の日記でも紹介しましたLTSpice(電子回路シミュレータ)とても有効に使えます。
今回は電源起動時の立上の設計の検証についてです。
電源にパスコンや電解コンなど使っていると思います。
基板設計後の試作機で電源の立上り時の電流を測定することって結構大事なんですが、その妥当性を検証しているケースは会社の体質によります。
実はLTSpiceを使えば立上り時の電流を簡単に確認できます。
手順は次の通り
・その電源にぶら下がるコンデンサの総容量を計算(基本的には並列なので足し算するだけ)して配置
・CPUやその他デバイスのICCは電流元として配置
・プルアップなどの抵抗はすべてONとして計算(並列抵抗を計算)して配置
それを下のが下記の図です。
電源の立上り時間を確認できるので、例えば10ミリ以内で立ち上がらないといけないモジュール(FOMAモジュールとかはそういう縛りがあります)を使うときなどはこういったシミュレーションを使うことで非常に有効なシミュレーションが行えます。
さらにヒューズのサイズを設計するときもこういったシミュレーションをしておくことにより適切な設計が可能になると思います。ヒューズ設計はトラ技の2009年6月号が非常に参考になります。
