こんばんは。めんのすけです。


ある日、ウィンディールくんが姉のエアリナさんのいる所に行った時、エアリナさんは昼寝をしていました。そこで起きた出来事が……。





ウィンディール  (以下『ウ』):『姉ちゃ〜ん。アーシアさんからケーキもらったんだけど、今食べる?』


Zzzz………(エアリナさん、テーブルに顔を突っ伏して昼寝中)


ウ:『なんだ、姉ちゃんこんなトコで寝て……。側に料理の本があるから、料理の勉強でもしてたのか?姉ちゃん、これで料理が上手くなったらスゲぇけどな。これ読んだからって上手くなるワケないのにな』


エアリナ (以下『エ』) :『……弟〜……』


ウ:『ヤバッ…!!今の聞こえたかな……?ね、姉ちゃん……!今のは……』


エ:『……ちゃんと残さず食べてよね〜……。あたしの料理……』


ウ:『……?寝言か?びっくりした〜……。聞こえたかと思ったよ……。だけど姉ちゃん、オレが姉ちゃんの料理食べてるハメになる夢を見てるのか?なんか気になるから聞いてみよう』(と言って椅子に座り、ケーキを食べ始めるウィンディールくん)


エ:『……やだ〜…美味しいだなんて……。嬉しいこと言ってくれるわね〜……。姉ちゃん頑張って上手になったんだから……』


ウ:『なに――――――??!姉ちゃん料理上手くなったってか?!!そんなんあり得ねェ〜……。っつか、一体どーやったら激マズ料理から上手くなったんだ……』


エ:『……料理を上手にしてくれる"祈祷師"にお願いしてよかったわ〜……。こんなに効き目あるとは思わなかったわ……。50万マニー払った甲斐があったわ……』


ウ:『はぁ?!なに料理を上手にしてくれる"祈祷師"って……!!50万マニー払って何やってんの姉ちゃん……!!!すんごいうさんくさいんだけど……!!』


エ:『……やだ弟、そんなに美味しかった?ダンスなんか踊っちゃって……』


ウ:『オレ、姉ちゃんの夢の中で何やってんだろ……。でもマジで美味かったら、オレ踊るかもな』


エ:『更に美味しくなるって、祈祷師からもらった薬を入れたから、より美味しいのかしら……』


ウ:『〜〜〜〜!!何入れてんだよ姉ちゃん!!もしかしてそれでオレの舌マヒして美味しく感じて、そんで身体勝手に動いて踊りだしたとか?!!それならなんかあり得るぞ……。そんでこれからどーなるんだオレ……』


エ:『……ちょっ、ちょっと!そんなに美味しかったからってぶっ飛ばないでよ!!あ~もう部屋のあちこちにぶつかって壁穴だらけにして……』


ウ:『え―――――ッッ!!?一体どんな状況だよそれ!!ワケ分かんねェよ!!やっぱり身体勝手に動いてぶっ飛んでぶつかったとしか思えない!!やっぱりあの祈祷師からもらった変な薬が原因なのか?!ダメだ!これ以上は予測できないしオレが持たない!!起こそう!!姉ちゃん起きて!!起きてってば!!!』(そう言いながらエアリナさんを揺すり起こす)


エ:『……う~ん……うるさいうるさい!うるっ……さいよ――――!!!』
"ドゴッッ!!!"(そう言いながらウィンディールくんを殴り飛ばす)


(ウィンディールくん、その衝撃で壁にぶち当たり、顔が壁にめり込む)


エ:『……はっ……!あたしいつの間にか寝てたの?!(辺りを見回してウィンディールくんの状況に気づく)……って、弟何やってんの?!!壁になんかめり込んじゃって……』


ウ:(壁に顔がめり込んだまま喋る)『……オレが壁にめり込んでるのは、今姉ちゃんがやったんだけど。アーシアさんからケーキもらったから一緒に食おうと思ってたけど、姉ちゃん寝てたし、そんで姉ちゃん、起きてるんじゃないかと思うくらいスゴい寝言言いまくってたぞ』


エ:『うそ?!あたしそんなに寝言言ってたの!??……やだ〜…、夢の内容覚えてないし分かんないけど、なんか凄く恥ずかしい……』


ウ:(壁から抜け出して)『……いや~ホントびっくりだったぞ。姉ちゃん、料理が上手くなりたいからと祈祷師にお願いして、料理が上手くなったようでな、祈祷師から薬ももらったからと料理に入れてめちゃ美味くなって、その薬のせいなのか、オレ踊ってぶっ飛んでたからな』


エ:『そんなこと言ってたの?! うわ〜…もうすんごい内容がめちゃくちゃであり得ないし、どんだけだったのよあたし……。この話、絶対みんな(仲間達)に言いふらさないでね。言ったらあんたどうなるか……。で、そのアーシアからもらったケーキは?姉ちゃんも今食べたいんだけど』


ウ:『(ケーキがもうないことに気づき、顔が青ざめる)……あっ……ゴメン……、知らずうちにオレ全部食ってた……』


エ:『……………むかっむかっむかっ(無言のまま、手をパキパキ鳴らす)』






エアリナさんの寝言にただ驚愕するしかなかった(その場にいたら誰もが驚愕するだろうが)弟・ウィンディールくん。しかしあれだけ言って、本当に寝ていたのか疑問ですが、言った記憶がないということは間違いなくエアリナさんは寝ていたでしょう……。完全に寝言じゃないですねアレらは。


ウィンディールくん、アーシアさんからもらったケーキを、いつの間にか一人で全部食べてしまいました。この後のエアリナさんがウィンディールくんにとった行動は……。言うまでもありませんが、先に殴り飛ばしたより思いっきり殴りました。ウィンディールくんご愁傷さま……。
この風の姉弟二人の話になると、必ずといっていいほどウィンディールくんは、エアリナさんからひどい目に遭わされます。