こんにちは。めんのすけです。


前回の『能力者達の飲み会【前編】』の続きです。4元素の能力者の男達4人は酒場で、それぞれの能力の目覚めの話から、ウィンディールくんのお姉さんであるエアリナさんは、オーシャニオくんに惚れている…?という話になりました。そしてその話を聞いたウィンディールくんはどうする??



ウィンディール (以下『ウ』):『オーシャニオ…、その話マジなのか?オレの姉ちゃん(エアリナさん)が、あんたに惚れてたって……』


オーシャニオ (以下『オ』):『いや〜…俺に惚れてたかはどうかは分からないけど、妙に嬉しくしてたんだよな~エアリナさん。その時初めて会ったのに、俺にすごく優しくしてくれたからな』


バーニアス (以下『バ』):『話聞いてたら、なんか惚れてた感じがするな〜エアリナさん。"一目惚れ"ってやつかもよ』


グランディス (以下『グ』):『それ以外に何があるというのだウィンディール(ウィスキーを飲みながら言う)』


ウ:『うわ〜〜〜!!それ以上はもうやめて〜〜〜〜!!!オレだけの姉ちゃんでいてくれ〜〜〜〜〜ッッ!!!』


グ:『ウィンディール……、こんな所で大声で姉が好きとか言うな。恥ずかしくないのかその年齢(とし)にもなって……』


オ:『…優しくしてくれたとはいっても、多分久しぶりに来たお客だったから、それで嬉しかったんじゃないかな。ウィンディールも俺と初めて会った時に言ってたろ。「こんな所(悠久の風の岬)にお客さんなんて珍しい」って』


ウ:『オレ、オーシャニオと初めて会った時、そんなコト言ってたっけ……?オーシャニオと旅するようになってからかなり経つから、もう忘れてるな……』


バ:『でも分かるよ。自分の気にいってる人が、違う誰かに惚れられたら心配になるよ。僕もフレインが僕以外の男に惚れちゃったら、気が気じゃないよ』


ウ:『バーニアス……!!オレをかばってくれるのか?!』


バ:『いや、僕のはあくまでもフレインの話だから、ウィンディールとは違うよ。だって、エアリナさんとウィンディールは"姉弟"でしょ?さすがに血の繋がったきょうだいに惚れ込むのは、グランディスと同じでなんかやだな〜…って思うよ。それって"シスコン"って言うの?なんかイタいよね〜〜…』


ウ:『……顔に合わず、ほんっとキビしいコト言うよなバーニアス……』


グ:『バーニアス。お前本当によく言った』


オ:『確かにウィンディール、俺より1コ上なのに姉さんのエアリナさんが好きって……。それってどうなのかなァ〜…と俺も思うぞ』


ウ:『そー言うオーシャニオも、妹のマリノアちゃんのことが好きなんじゃないの?オレのこと言っといてさ、あんたも人のこと言えないんじゃないの??』


オ:(口に含んだビールを噴いて)『ぶっ…!!……べっ、別に良いだろうが!!何が悪いというのだ!!妹を気にかけるのは兄として当然のことだろ!??』


ウ:『ビール噴いてその言葉はもう"ソレ"だな。オレとオーシャニオは「シスコン仲間」だな』(ニヤニヤ)


オ:(顔を真っ赤っ赤にして)『う…、うるせーー!!なんだよ「シスコン仲間」って……!!』


(オーシャニオとウィンディールの今の会話を聞いてドン引きしている、グランディスとバーニアス)


グ:(気を取り直して)『……だが、自分の大切な人を置いて旅に出るのは、心苦しいものがあったな……。俺も、アーシアと離れて旅に出るのは、寂しい思いがあった』


バ:『僕もだよグランディス……。ずっと住んでいた所、仲良くしていた人と離れて旅に出るのは、すごく寂しかったよ』


ウ:『ほらやっぱりグランディスとバーニアスだって寂しかったんじゃないか〜!オレも旅に出る時そういう気持ちだったんだよ!?オーシャニオもきっとそうだったに違いないって!!』


グ&バ『『ウィンディールとは訳が違う。お前(君)と一緒にするな(しないで)。』』


ウ:『(めちゃくちゃヘコんで)……そ…、そんな二人して言うことないじゃないか〜……。そして何でオレだけディスられてんの?オーシャニオは??……ていうか、そのオーシャニオが急に大人しくなったような……』


オ:『……ったくよ〜…、俺が"主人公"だってのに、なんでこうも扱いがぞんざいなんだ……。作者のバカヤロー……。俺だって活躍したいんだよ目立ちたいんだよ……。マリノア〜……。兄さんじゃなくて「お兄ちゃん」と昔のように呼んでくれ〜……。お兄ちゃん悲しいよ寂しいよ〜〜……』


ウ:『うわァ〜……。オーシャニオ、完全に"出来上がっちゃってる"なァオイ……。テーブルに顔突っ伏して何か言ってるぞ。ってかオーシャニオ、かなり飲んでるっぽいぞオイ!!そんないつの間に……!!』


グ:『よく聞いたら、相当自分が目立ちたいようなことを言ってたな。あと、妹のことも言ってたぞ』(と言いながらグラスを傾ける。グランディスの傍らには酒の空き瓶が大量に置いてある)


ウ:『グランディスもいつの間にそんなに飲んでたのか!?全然顔色変わってないぞ!!なんかバーニアスまで寝ちゃってるし……!!』


グ:『細かいことは気にするなウィンディール。お前もまだまだイケるだろ。どんどん飲め』(と言いながらウィンディールのグラスに酒をつぐ)


ウ:『グランディスまで何を……!?……もうこうなったらオレも飲むぞ!!よっしゃ来い〜〜〜〜ッッ!!!』





飲み過ぎて愚痴るオーシャニオくんに、気がつけば寝ちゃってるバーニアスくん、酔っ払っているせいか、『細かいことは気にするな』と、普段言わないことを言って、いつもと様子が違うグランディスくんの3人にどうすることも出来ないウィンディールくん。そしてウィンディールくんは、半ばヤケっぱちで、グランディスくんに勧められるがままさんざん飲んだ挙句に酔っ払い、4人で肩を組んでヘロヘロになりながら、近くの宿まで戻ったそうです。


4人の能力者達は大体いつもこんな感じで、わいわいとボケたりツッコんだり、バカやったり言い合ったりしながら、楽しく仲良くやっています。それが私にとっても、『やっぱりこの4人はこうでなくちゃな』と思うのです。