今回は、"大地の二人"の グランディスくんとアーシアさんの、トークショー後のお話です。



グランディス  (以下『グ』):(大きなため息ついて)『…ああ~…、凄く疲れた……。トークショー付き合わされて、アーシアのこと問い詰められて…。本当に俺、参加したくなかったのに…』

アーシア  (以下『ア』):『お疲れ様ですグランディス様…。そちらの方も大変だったそうですね。私(わたくし)も同じで、グランディス様のことを色々訊かれました…。特にエアリナさんに…』

グ:『そうか…、お前も大変だったんだな…。俺達のことを訊かれても、無理はないと思っていたのだが、やはり正直に言うのは恥ずかしくてな…』

ア:『私も同じです…。正直に言えば良いのですが、皆さんからグランディス様との交際のことを訊かれたりすると、恥ずかしさが先立って認めるのに抵抗があるのです…』

グ:『俺もだ…。冷やかされたり茶化されたりするから、周りに誰かいる時は、お前と付き合っていることを認めるのは難しい…。…認めなくても、十分茶化されているがな……』

ア:『やはり同じからかわれるのなら、潔く私達がお付き合いしていることを言った方が良いのでしょうか…』

グ:『…それも考えたのだが、まだいいだろう。あいつらに余計な心配や世話をかけさせたくないからな』

ア:『…そうですか…。グランディス様がそう望むのなら、私もまだ皆さんの前では認めず、言わないようにします。……お話が変わりますが、グランディス様、私がお贈りしましたケーキ、いかがでしたか?』

グ:『ああ、あのケーキか。美味かったぞ。俺も菓子は頑張って作ってみるのだが、俺はまだまだだ。こういうのはアーシアが上手い』

ア:『良かったです…。少し焼き過ぎてしまって…。苦くなかったですか?』

グ:『いや、苦いとかそんなのはなかった。美味くて一気に食ったからな』

ア:『一気に食べてしまったのですか?!さすがですね!!……そして…、グランディス様、"その後の夜"のこと……覚えて、ますか……?』

グ:『……!!…あ、ああ、…覚えているぞ…。まさかウィスキーボンボンが"効く"とは思わなかったからな…』

ア:『私も頂きましたが、本当に身体が熱くなって、その後、"あんな風に"なるなんて…』

グ:『ウィスキーボンボンに媚薬でも入っていたのかと思うぐらいだったな…』

ア:『そ、それはないと思います!…でも、完全には否定出来ませんね……』


グ:『……………。』

ア:『……………。』


(恥ずかしくなった二人、しばしの沈黙)


ア:『……でっ、ですが、…私はもう一度、グランディス様と、よっ…、夜を共に過ごしたいと願っております……!!とても…、"気持ち良かった"ですから……』

グ:『……!そ、そうなのか?…俺も"勢い"とはいえ、逆に嫌だったのかと……』

ア:『嫌だなんて、そんなことはありません!!……出来ることなら、グランディス様とずっと…、ずっと一緒にいたかったですから……』

グ:『じゃ、じゃあ、"今日辺り"また、どうだ…?俺はいつでも良いぞ。お前の都合に合わせる』

ア:『…そ…、それでは"今日"、宜しかったら…お願い、します……』

グ:『分かった。"今日"な。その前にだ、アーシア、目を閉じてくれ』

ア:『…………は……、はい………』

(ドキドキしながらお互い顔を近づけ、唇を近づける二人)

ウィンディール  (以下『ウ』):『おーい!!何やってるんだー!?みんなでトークショーの打ち上げやるから、早く来いよーー!!』

グ:『!!!!……な、何だ急に!!』

ウ:『あっれ~?そっちこそ二人して何やってんの~??もしかして、愛し合ってた?そうだったらオレ、ジャマしちゃったな~…』

グ:『そっ……そんなんじゃないぞ!!ただアーシアと二人で話ししてただけだ!!』

ウ:『え~~?何か怪しいなァ~~……(ニヤニヤ)。本当はアーシアさんと二人で、ナニしたりコレしたりしてた』

グ:(ウィンディールを羽交い締めにして)『黙れこの腐れ変態バカロン毛が…!!!本当に二人で話ししてただけだからなァ!!!これ以上のことは一切していないぞ!!!!』

ウ:『あ~~~~~!!ギブギブギブ!!分かった!!分かったからもうやめて!!!やめて~~~~~!!!!』

グ:『分かれば良い。(ウィンディールを放して)……今すぐ行くと伝えておけ。お前は戻ってろ』

ウ:『痛った~~……。みんな待ってるんだから、早く来いよなー!!』

グ:『…ったく、どうしようもない奴だなウィンディールは…。"付き合ってる"と言ったら絶対に周りにも言いふらして、俺達の後を付け回してくるぞ』

ア:『やっぱり、私達がお付き合いしていることは、まだ言わない方が良いですね…。落ち着いてきたら、正式に言いましょうか…』

グ:『そうだな…。じゃあ、俺達も行くか。…と、その前に続きを…』

ア:『…?続きって何』

…………………………チュッ♥

ア:『―――――――!!…グ、グランディス様……!!』

グ:『さっき出来なかっただろ?だから今した。ほら、行くぞ』

ア:『…グランディス様……。"今日の夜"も、お願いします…ね……』

グ:『…分かってる』





キスをした後、グランディスくんとアーシアさんは、皆の待つ打ち上げ会場に行きました。そこでまた、色々訊かされるハメになりますが、二人上手く誤魔化して場をしのいだそうです。そして、その日の"約束の夜"は、二人にとって最高の時間になりました………♥