どうもこんにちは
冬の戦いの準備を始めたIkuです。
前回から始まった物質紹介~ビーズ編~、いかがでしょうか。
ボールと棒状のビーズを使って様々な物質を作ったものの画像です。
詳しくは許可が降りたらそのうち記事にしましょうかね。
さて、今週は十四回目という事で十二月も後半のツイートです。
12/20は工業化学の「ジオキシベンゾン」です。
中央の酸素とその両側にベンゼン環がつながった物質を「ベンゾフェノン」と言い、
その周りにOH(ヒドロキシ基)などが繋がった物質がこれ。
何故ベンゼンではなくベンゾンなのか...
12/21は生体物質の「メントール」です。
メントールを含むお菓子などを食べたときに、少し冷たいような感覚がする原因の物質。
しかし、実際に冷たいわけではなく冷たさを感じる部位に刺激を与えるから。
12/22は毒の「アコニチン」です。
トリカブトという植物の根っこに含まれる毒物で、接種後数分で症状が出始める即効性の高い物質。
トリカブト自体は紫やピンクなど綺麗な花を咲かせ、ヨーロッパからアジア、インドまで広い範囲に自生している。

トリカブトの花(画像元:http://forest17.com/hana30/ha30_5.html)
12/23はビタミンの「ビタミンB7」です。
オランダの科学者が卵黄中から発見したビタミン。
アレルギーの症状を緩和したり、皮膚を正常に保ったりする効果もあるとか。
12/24は爆発物の「トリメチレントリニトロアミン」です。
トリニトロトルエンなどと混ぜて、軍事用の炸薬として多く使われている。
シクロトリメチレントリニトロアミン、RDX、ヘキソーゲンなど様々な呼び方がある。
12/25は核酸の「デオキシリボース」です。
塩基と共にDNAで使われる核酸に分類されているが、立派な糖類の一つでもある。
RNAで使われるリボースから酸素が一つとられた物質であることから、デ(離すなどの意味)オキシ(酸素)リボースという名前が付いている。
12/26はアルコールの「イソプロピルアルコール」です。
別名イソプロパノールや2-プロパノールなどとも呼ばれる。
石油ガスの一種であるプロパンが酸化すると出来上がるアルコール。
という事で十四週でした。
クリスマスのころですね。
ケーキ美味しかったです
さて、そんな今週は毒、アコニチンから話を進めようと思います。
アルカロイド
という言葉、ご存じですか?
幾つか例外はあるものの、窒素を含む物質のことを指すそうです。
具体的には
・窒素を含む
・アルカリ性を示す
・天然由来の物質
・有毒
というのが、大きな特徴です。
ただし輪っかの外に窒素が入っている物質は、アルカロイドではなくアミンと呼ばれます。
例えばエレクリに入っている20種類のアミノ酸は全て窒素を含んでいますが、
どれも輪っかにはなっていないので、アミンの一種になります。
逆に特徴にも入っている有毒というところでは、
工業編の毒10種類は全てが窒素を含んでおり、コルヒチン以外の9種類は全て輪っかの中に窒素が入っています。
ちなみにコルヒチンもユリから取れるアルカロイドの一種です。
今週登場したアコニチンもコルヒチンも植物が持っているアルカロイドであり、
維管束を持つ植物の約20%がアルカロイドに分類される物質を含んでいるそうです。
もちろん植物だけでなく、菌の一種であるきのこのシビレタケが持っている毒や、カエル等の両生類が持つ毒もアルカロイドで、
非常に多くの種類が存在するようです。
という事で、十四週と毒、アルカロイドについてでした。
来週は年開けが入ります。
また来週!
