みなさまお久しぶりです。久山草太です。
全公演中止が決まってから早いものでもう3ヶ月です。本当に時間が経つのは早いですね。
もう、僕の中で風化が始まってしまった。
僕は、熱し易く冷め易いを体現した人間です。12ヶ月連続公演をやっていた時の情熱、それが中止せざるを得なくなってしまった時の怒り、どちらもすでに僕の中で過去になってきています。
そんな、燃え尽きやすい僕を何度も何度も見捨てない愛情を持った人たちの集まりが僕にとっての虹の素でした。
今も僕は創作活動をしています。絵を描いたり、音楽を作ってみたり、この前はラジオをしてみたりもしました。
何か作るたびに、自分の力不足を感じます。
一人では、簡単に手抜きができるから。
楽しくやることは大切ですが、楽してやることと表裏一体だなと思います。
自分で言うのも最悪ですが、今は虹の素にいた時の真剣さの半分も自分一人では創作に出せていません。
ただ、創作を続けるのだから、そんなことを言っていてはいけないんですよ。
本当に良かったと思うことは、虹の素で例え一瞬でも本当に真剣になれた自分が、自分のライバルとして現れたことです。
みんなに甘えていた。虹の素では僕の求める創作活動の精神にみんなが持っていってくれるから。
もっともっと自分で自分を磨いて、真剣になって、一刻も早く越えなければいけない。
虹の素での日々のおかげで、自分が心の底から納得できるものを作れる時が来るまでは一つ、心の中に燃え尽きないものができたと思います。