こちらでは、中学受験以外の話として

私の心の声をぼやいてみよう。

 

私の座右の銘として

『反面教師』という言葉がある。

 

幼い頃から、怒るとヒステリーになった母親に育てられた私は、

自分の意見を言うことが苦手だった。

 

母親に反発するものなら、倍返しで怒り狂い、

自分が痛い目にあう為、

私は自分の心をそっと閉じる。

 

そうやって生きてきた私は、

母親のようにはならない。

反面教師マインドは、私の生き方に影響を与えた。

 

 

だから、

今でも人間観察をしては反面教師として、

人から学ぶ事が多々ある。

 

そんな中、

毎日お勉強をさせてくれるママ友がいた。

 

それは、

幼稚園のママ友達

行き帰りのバス停で、幼稚園バスを待つ数分間の関係だが、

彼女達はとてもブスなのだ。

 

 

子供をインターに通わせるママ達なので、基本的には経済的に裕福。

3週間に1度のネイルや、睫毛パーマサロンは欠かさず、

今日は脱毛サロン、エステサロン。

とても忙しい。

私よりも遥かに優雅な美活を送り、美意識は高いらしい。

 

しかし、肝心な美活を忘れているように思える。

 

それは、

内面の美しさだ。

 

 

“心鏡”という言葉がある。

くもりのないこころで、全てを明らかに映し出すこころという意味合いがあり、

高校生の頃、恩師から習った大切な言葉だった。

 

 

彼女らの会話はとても醜い。

毎日、会えば誰かの悪口。悪口。悪口。

 

彼女達の周囲には独特の空気感が漂い、

とても楽しそうに話すその顔は

眉間にこれでもかという程の皺がよる。

 

その顔面に、生き方がはっきりと映っていた。

 

せっかく前日に睫毛サロンで綺麗に整えた睫毛パーマよりも、

眉間の皺に目がいってしまうことを、

彼女らは気づいていない。

 

 

今日もお勉強させてくれて、有り難う。

私は敬意の心を持って、彼女達の皺を見守った。

 

『悪口は美容に悪い』

これが、私の座右の銘だ。