嫌いな母が大切な存在に変わった

今までは死ぬまで会わなくていい

と思っていた母が

愛されている

ずっと愛され続けていたと

実感してからは

途端に大切な存在に変わった

 

実家の築55年の家に

一人暮らしをしている母

 

ひとりで気ままに暮らしているのが

とても性に合ってるようで

年金で気ままに暮らしているが

 

膝が悪く

去年あたりから

とうとう杖を2本使わないと

歩けなくなってしまった

 

今までの親不孝が悔やまれて

何か母のために

したいという気持ちが募っている

 

家の老朽化や

地域の過疎化も

心配の種となって

 

帰省の時は

掃除や布団干し

ゴミを大量に捨てたり

限られた日数の中でできる限りの事を

して帰るのだが

 

果たしていつまで

母が気ままな一人暮らしを

続けていけるか

 

出来れば

施設などのお世話にならずに

この家で

 

気心の知れた

ご近所の方と

毎日おしゃべりが

できるように

 

妹と

作戦会議を設けることにした

 

つづく