THE INTERNATIONAL

ザ・バンク堕ちた巨像コレクターズ・エディション [DVD]/クライヴ・オーウェン,ナオミ・ワッツ,アーミン・ミューラ=スタール: ￥3,990; Amazon.co.jp

これはおもしろかったぞ♪

期待しないで借りたら面白かった。

これを借りるちょっと前、「消されたヘッドライン」ってのを借りたのだが

宣伝文句は社会派でかなりそそる感じだったのに、

なんだかグダグダで話は進み、いつ山場が来るんだ？って思ってたら

ラストで膨らんだ大きな話が、ちっこい結末で終わると言う

非常に消化不良な映画であった。

それとジャンル的に似ていたので、どうだろう？と疑心暗鬼であったのだ。

こちら冒頭からして、かなりセンセーショナル。

たった一人のインターポール捜査官 vs. 世界屈指の超一流銀行

宣伝コピーのこれが、ストーリーをよくあらわしてるな。

巨大銀行が武器売買マーケットを足がかりに、やがて世界を経済面から

支配しようとする。

大きな陰謀を阻止しようとするも、国家権力も見方にするような見えざる大きな力に

阻まれてしまう。それに立ち向かう男のお話。

ところで、映画に出てくる殺し屋って、なんかやたらとカッコイイ。

これに出てきたダークスーツのおっさんも、相当渋い。

クヮ～～～:*:・(￣∀￣)・:*:かっちょいいぜ。と呻ってしまいました（笑）。

そうそう、社会派ドラマってか、西部劇的展開でもあるですよ。

それにしても。

世界を支配するのは大国でもなく、独裁者でもなく、巨大な利益を生む

企業なんだなっ。お金の力に取り付かれて世の中色んな陰謀が渦巻いてて

知らない間にそれらの力に、世の中は操作されているんだな。

人の命はなんと軽いことか。

ブラッドダイヤモンドでは宝石に見せられた富裕層のために、

ナイロビの蜂では巨万の富を産む新薬の特許のために、

フィクサーでは安全無害という名目の恐ろしい農薬、その事実を隠蔽するために、

人の命など1gの重さもないような。