本作がより楽しめるよう、登場人物達が「皇帝陛下の料理人」の世界をレクチャーするブログ限定企画。
最終回はいよいよ主人公が登場!レクチャーするのは勿論……
ん?何だお前。料理人か?
違うのか……はあ……黄 太海(こう たいかい)の料理が恋しい……
「黄 太海」とは誰かって?
知らんのか!当代一の料理人に与えられる称号だぞ!
!ポイント!
この世で「黄 太海」を名乗れるのは黄皇帝の課す試験に合格したたった一人だけ
皇帝の一族にしか許されぬ「黄」の字を冠する名誉は計り知れない。
この称号を得るためなら手段を選ばない者もいる……らしい。
俺は生まれつき持っていた字だから何も感じないがな。
とはいえ、最高の料理人だけが名乗る事を許されるその名は魅力的だ。
昔は俺も黄竜の宮廷にいたからあの料理が食べられたんだが……美味かったなあ、あいつの料理は。
あれくらい美味しい料理が作れるようになりたい。
そうしたらさぞ執務もはかどることだろうなあ。
ああ、美味しい料理が食べたい……美味しい料理を作りたい……(ぶつぶつ呟きながら城中へ消えて行く。)
ということで、特別企画もこれにて終了!
下ごしらえは十分、あとは本番を待つばかり!
皆さまお楽しみに~!