クリスマスローズ売り場を徘徊していてよく耳にするのは・・・
「葉っぱが黄色くなって枯れている」&「葉っぱを全部切っちゃってるのね、可哀想」と仰ってる声。
この黄葉、クリスマスローズを育ててる方には普通の事で・・
確かに普通の植物は黄色くなって来ると焦りますが、クリスマスローズのオーレア(ゴールド)系の古葉は気温が低くなるにつれ、紅葉(?)して来るものなんです。
普通の開花株は古葉を切ってある事が多いですが、その理由は・・いずれ痛んで枯れるから無くても良い、すぐに新芽が出るから切っても問題ない、(古葉は)硬くてツボミを傷つけたりする可能性があるから切った方がいい、花が良く見える様にとか、出荷するのにコンパクトにするとか色々ある様です。
ただ、売ってる開花株に葉が無いと「元気がない」と思う方もいらっしゃる様で、ある業者さんは古葉を少し残して出荷すると仰ってたのを思い出しました。
寒くなると古葉は横に倒れて来るから、根元から(泥はねで雑菌が入らない様に)数センチ茎を残して切ると本で読みましたので、以来私は古葉は切ってます。
地植えの一部は切らない事もありますが、古葉もしゃもしゃで、お花が見えにくいのは事実です(笑)
オーレア系の開花株は、特徴的な黄色い古葉を切らずに出荷してる苗が多いです。
こんなに綺麗に真っ黄色♡カラーリーフとしても面白いと思います。
決して枯れてる訳じゃありませんよ~(笑)
葉っぱだけじゃ地味なので、鮮やかなオーレア系のお花をどうぞ。
ネクタリーもゴールド。
そう言えば、「ゴールドと普通の黄色の違いが分からない」との声も聞きます。
こちらは普通の黄色で、グリーンの色素があります。
左のゴールドには緑の部分がありません。
こちらはオーレア系「カラーゴールド」
似た模様だけど、こちらは普通のバイカラーなんで、緑の色素があります。
オーレア(右)と普通のバイカラー(左)
オーレアの出現で色の幅が格段に広がりました。
オーレアは花首の茎の色も違います。
普通の黄色は茎は緑。
オーレアの花首は花びら同様、緑色が色抜けしてます。
オーレアは花に緑の色素が無い?いえいえ、グリーンゴールドなんて子もいます。
透明感のある明るい黄緑→濃い黄色に変化して行き美しい~♡これは何なんでしょう??
オーレアも咲き進むとグリーンになるし・・
やっぱり花びら=ガクだからか??こんな風になります(あ、ボケちゃった・汗)
難しい理屈は分かりませんが(スミマセン)、オーレアのお蔭で素敵なお花が増えたってのだけは確かです。
鮮やかなオーレア系、オーレアでない花のナチュラルな美しさ、どちらも素敵で、どちらもいいです(欲張り)
いよいよ明日から今季最後のクリスマスローズイベントです。
明日の為に・・・早く寝なきゃ~(ワクワク)