⑤周りにいる人ができること | 他人の価値観に左右されない しなやかな生き方

他人の価値観に左右されない しなやかな生き方

心の使い方をまとめた「エンゲージメントマナ-」の創始者/飯田祥子のブログ

大切な人を亡くした悲しみから立ち直るために必要なこと として記事を残しています。


今日は

⑤「周りにいる人が出来ること」について

お伝えします。  


『悲しみをかかえないために必要なこと』

で書きましたが


通夜から葬儀などの

お別れセレモニーが終わってからも

悲しみが消えることはありません。



そんな姿をみて

周りのひとは、

つい「大丈夫?」と声をかけてしまいます



「大丈夫?」と聞かれて

大丈夫じゃない。と、

言えるなら、まだよいのですが



ひとは「大丈夫?」と聞かれれば

「うん、大丈夫」と答えます


そうなると…

ここで終わってしまいます。



悲しみを肯定的捉えるには

感情を吐き出すことが大切ですから


周りの人も

感情を吐き出せるような

声かけが重要です



例えば

「大丈夫?」より

「いつでも話しきくからね」

 


「無理しないでね」より

「何か手伝うよ」



「気にしないで」より

「色々ありがとう」

これはほんの一例ですが…



周りの人は

悲しみを肯定的に捉えられるように

様々な感情を吐き出せる

声かけや

環境サポートがとても重要です。


わたしの場合は

書く事で感情を吐き出していきました。 


私の場合は悲しみと言う感情より

寂しさですね。。。


そんな感情が出たら

走り書きでも良いからとにかく書きます

↓例)これは亡くなる1週間前のもの


このように

短くても良いのです。


亡くなった後もふと

寂しさが私を襲ってきます


そんな時は、

お散歩に出かけたりします

ブツブツ言いながら(笑)


「寂しいな」

「お父さんからの電話がもう鳴らないな」


などと声に出して

ひとつひとつ自分の感情を吐き出して

認めていきます


昨夜は主人が付き合ってくれました


このような繰り返しです。


悲しみや寂しさと言う感情を

肯定的に捉えることができれば

前を向けます



そして

昨夜の私は…

「天国でも父の自慢の娘で在ろう!」

と言うひとつのフラッグが打てました



また寂しさに襲われたら

同じように感情を吐き出し

父が亡くなった悲しみを

肯定的に捉えていく…この繰り返しです



悲しみや寂しさは消えないけれど

その悲しみや寂しさは

単にネガティブなものではない。



正しく“グリーフ”を知れば

自分自身も周りも大きく違います。



この記事は

「大切な人を亡くした悲しみを抱えているひと」


「深い悲しみからいつもの日常へ戻れないひと」


「これから旅立ちを迎えるひとを見送る立場になるひと」へ


悲しみを乗り越える為に

必要なことを届けたく

感情分析士として残しています。