ＣＦＯ　最高財務責任者の新しい役割

第１章　ＣＦＯは自由の戦士である

第２章　ＣＦＯはアナリストでありアドバイザーである

第３章　ＣＦＯは変化対応型マネジメントの設計者である

第４章　ＣＦＯはムダに立ち向かう闘士である

第５章　ＣＦＯは業績測定のリーダーである

第６章　ＣＦＯはリスク管理の達人である

第７章　ＣＦＯは業務変革のチャンピオンである

著者であるジェレミー・ホープは、「脱予算経営」という新しい予算管理のプロセスを提唱しています。

この予算管理では、市場全体の変化率や競合相手との数値目標での優位性確保の管理に焦点をおいています。

そして、知価社会に入り、商品がよりサービス化するなか、現場の人間の創意工夫を支援することこそＣＦＯの役割であると著者はうたっています。

ＣＦＯは、数値の管理をするのではなく、ビジネスの管理をする役割であるという考えをもとに、ＣＦＯの役割についてさらに詳細に述べています。

マネジメントの本質について書かれていますので、ＣＦＯや財務担当者だけでなく、ＣＥＯや経営者にもおススメの本です。