皆さま、こんにちは。
礼法講師の坂井志暢です。
とても気持ちの良い季節がやって参りましたね。
アメブロで4年前の5月に書いたブログのタイトルは
「これからの時代に生き残れるのは、こんな経営者」
でした。
これは治療院を経営なさる社長が、コミュニティを作って、オンラインサロンにして、メンバーになった治療院に対して、オンラインでマナー研修を行った際の投稿です。
私は、パートナー講師を務める「医療接遇ホスピタリティ協会」からの依頼で、東京からオンラインで登壇させていただきました。
まだコロナ初期にも関わらず100名を超える方がご参加くださり、気持ちが高揚したのを覚えております。
この時、オンラインサロン主催の社長とお話ししていて、「さすが」と感じて書いたブログのタイトルなのです。
が、なんとこの社長、生き残るどころか事業をバイアウトして、さらに高みに行ってしまわれました。驚愕です!
社長のお考えについて過去のブログではこんなふうに書いていました。
治療院として
「最も武器になる」と経営者が思い込んでいるものを捨てる前提
での戦略。
これだけ読んでもわからないと思います。
ぜひ、振り返り投稿から全文をご覧になってくださいませ。
ただ、当時から普通の人の視点より頭一つ抜けていたということです。
4年経った今、これは、あらゆる業種に言えることではないかと思います。
日本人は、ついついこの「最も武器になる」ものを活かすという考えに囚われがちです。
技術と品質の高みを目指すのは素晴らしいことです。
それこそが、ものづくり大国ニッポンの誇りです。
が、グローバル化する資本主義社会では、それだけでは生き残れない時代なのです。
すごく良いものを作っている大企業が生き残れなくなっている時代。
どんな舵取りをしていくか、経営者の手腕が問われます。
この風潮にワクワクするのか、尻込みするのか、あなたはどちらですか。
連休は、考える時間がたくさんあって良いですね。
どうぞ良い休日をお過ごしくださいませ。
坂井志暢 拝