今年は、忘れもしない4月4日に一泊入院して大腸ポリープを切除しました。4、4のぞろ目は不吉だって印象があるので忘れはしません。
その時に支払ったお金の一部負担限度額を超えた分について、今回、高額療養費として返還してもらえる。という通知が来ました。
そうです還付金詐欺によく使われるあれです。でも今回のは本物です。
先月中旬に今年度の保険料の通知があり、住民税も昨年非課税だったものが、今年は課税となりましたので、保険料も大幅にアップしたことは先日、投稿したとおりです。
手術は今年度に行っています。すると何故、保険料もアップしているのに高額療養費は本当なの?!とふと疑問に思うじゃないですか?!
でも実は、保険料は4月分からアップしていますが、健康保険の負担区分(高額療養費のランクづけ)の書き換えは8月1日になっているのです。
昨年度住民税非課税世帯として割り振られた負担区分は今年の7月31日まで適用され今年度課税となった負担区分はこの8月1日に新たに書き換えられることになります。
実際確認してみると、今回の高額療養費は、住民税非課税世帯の負担区分であるからこそ対象になったのであって、今年度の住民税課税世帯の負担区分では高額療養費は全く支給の対象から外れています。今年の8月以降の入院では返金はなかったのです。
そこまでわかっているので、確認を厭わなければ4月の時点でも高額療養費の支給対象ってことは分かるはずなんですが・・・、失念していました。
年金支給までの谷間で、住民税非課税世帯から、課税世帯になるなかで、負担区分がずれるという仕組みがあるゆえに、今回の高額療養費支給の決定です。
あまり入院の経験のない私ですから、今後に実際高額療養費の対象になるときには大病かも知れません。
住民税非課税世帯となって最後に高額療養費の対象となるオマケが付いたのはラッキーでした。
こうしてWebでよく言われる住民税非課税世帯のメリットをひととおり経験できたことは良かったと思っています。
ただ、実際にやむを得ず経済的に非課税世帯であり続けなければならないとしたら、現在、食費・水道光熱費の高騰もあり、決して現実の生活は楽には送れないだろう。非課税世帯であることは羨むものではなく、税・社会保険料の負担は増えようとも収入を増やすことを考えなければいけないのではないか?!。そんな風に思ったのです。
