過日、我が家の2階の洗面台、ミラーキャビネットの蛍光灯が、突然点かなくなりました。

まずは、蛍光灯(LEDではない)に問題があるのか?グロー球に問題があるのか?疑い、見てみましたが蛍光灯は余り古くは見えませんし、グロー球も買い置きがあったので、新品に変えました。

それでも点かないのです。

次に疑ったのは、器具の故障です。そこで大工の友達に相談し、蛍光灯を直してくれる電器屋さんに知り合いはいないか?。修理をするとしていくらくらいかかるのだろうと周囲の知り合いに聞いてもらえないか?頼みました。

全く電気に素人の私ですが、インターネットで調べると、古い器具は、蛍光灯のチラツキを抑えるために安定器というのがあって、それが壊れると点かなくなる。とあります。私の頭の中は安定器が壊れたんだ。とそれ一色になってしまいました。

そして調べるなかで、LED蛍光灯に替える場合、逆にその安定器が差し障りとなるために取り外す作業があることを知り、安定器が故障して点かないなら、それを外してLEDに替えれば良いやと、今の器具を使い続けることしか頭になかった私は、LED蛍光灯を取り寄せたのです。

 

蛍光灯を手元にして、後で修理の人が来ても復旧できないことは無かろうと、自分で取り外し配線を変えスイッチを入れて見ましたが、無情にも蛍光灯は点きません。

そこに来て、初めて埋め込まれているスイッチが壊れていて、通電していないんじゃないか?って思ったのです。配線を変える冒険(暴挙)を厭わない私ですが、さすがにスイッチの修理・交換となると腰が引けて、万事休すとなりました。

 

最初は、蛍光灯が点かないために、ミラーキャビネットを交換するまでの考えが無かった私ですが、本腰を入れて代替品(検索しようにも、何と呼ぶのかさえ知りませんでした。)を探し始めました。そもそも、洗面台とセットで購入したものを上のミラーキャビネットだけ交換できるのか?、洗面台も交換しなければならないのか?(それは大掛かりだから避けたいし・・・。)

 

でもミラーキャビネットだけでも購入することが可能であることを知り、しかも値段もピンキリで、うっかり何も考えずに蛍光灯の修理を依頼したら、そちらの方が高くつくかも知れないことに気づきました。

 

そこでミラーキャビネットを単品で購入することにしたのです。すると交換用に取り寄せたLED蛍光灯が要らなくなりました。我が家の蛍光灯で付けられる個所はないか?ありません。

では、その蛍光灯が付けられる器具を購入しようか?と調べましたが、それもないのです。

 

今のLEDの照明はほとんどが、器具と一体で作られていて、蛍光灯を交換するタイプの商品が無いのです。つまり、今、販売されているLEDの蛍光灯や電球は、古い器具の交換用でしかないってことです。きっと若い人には電球の交換?なにそれ?って知らない人もいるでしょうし、近い将来には電球や蛍光灯は姿を消すのだろう。と思いました。

 

そのLED蛍光灯ですが、メルカリで7掛け位で売ろうか?と考えましたが、購入して間もなくだったので、返品できるならそれがベストだろうと思い手続きしました。すると送料は購入価額の半額を越えました。授業料としては手痛い出費です。

 

何事も納得のいく方向でと、性分なので仕方ないですが、結論までの紆余曲折・試行錯誤は楽しくもあり苦しくもあります。