東日本大震災から10年によせて | カウンセラー川村佳子の「本音とタテマエのあいだ」

カウンセラー川村佳子の「本音とタテマエのあいだ」

函館市、東京都内にて心理カウンセリングオフィスを運営しています。
パーソンセンタード表現アートセラピー、グリーフカウンセリングを行っています。

   東日本大震災から10年によせて


3月11日で、東日本大震災の発災から10年を迎えました。

震災により、亡くなられた方々やそのご家族へ、改めて哀悼の意を捧げます。
そして、被災されたすべての方に、心からお見舞いを申し上げます。
また、今なお復興の途上にある方々には、1日も早く安心した日常生活を取り戻されることを、心より願っています。 

震災では、おびただしい数の人が被災し、たくさんの尊い命が失われました。

そしてこの10年の間に、日本は大きな自然災害を何度も経験しました。

災害が起こるたびに私は、人々の「心の安心」と「悲しみのケア」ついて深く思いを馳せるようになりました。

全ての人が、心から安心して暮らせるように。 
そして、大切な家族や生まれ育った故郷、また家や職場を失ってしまった喪失の悲しみに、寄り添えるように。

今日で震災から10年の節目を迎えますが、1人でも多くの方の心の健康をサポートできるよう、引き続き貢献したいと考えています。


私たちは、東日本大震災やコロナ禍という、これまでにない非常事態を経験しました。
これらの経験やそこから得られた教訓を糧に、共に危機を乗り越えていきましょう。

そして私個人としても、対人援助職としてさらなる成長を遂げ、「メンタルヘルス」や「グリーフケア」の分野で、役割を果たしてまいります。


2021年3月11日
カウンセラー
川村佳子