産業カウンセラーの川村です
私の、師匠でもあり、お世話になった教授が、カウンセリングについて次のようなことを言っていました。
"人は誰しも人生のある時期に立ち止まり、何かについて悩み苦しむものです。
それは過去の出来事であったり、将来のことであったり、いま現在の重荷であったりするでしょう。
しかし、その悩み苦しみは、これまで生きてきた今ある自分から、新しい自分に生まれ変わるためのチャンスを与えてくれることがあります。
カウンセリングとは、このような悩みの中に隠れて見えなくなっている希望の光を、一緒に探す旅路なのかもしれません。"
悩みの中にいると、本当はすでに備わっている自分の良さだったり、恵まれた環境だったり、手にしている豊かさに気づかないものです。
でも、悩み苦しむそのものの中に、新しい自分に出会い直すチャンスが隠れていたりします。
私は、表現アートセラピー研究所にて、アートセラピーのトレーニングを約3年受けました。
仲間は、心理系の畑の人、医療系の畑の人、芸術系の畑の人、様々でした。
3年間の時間を共にした仲間から、トレーニング終了後、こんなことを言われました。
「佳子さん、私の心の旅に付き合い、寄り添って下さってありがとうございました」
私も、同じ言葉が浮かびました
悩み苦しみの中に見つける希望の光は、それぞれでしょう。
しかし、その旅路を1人で歩くより、仲間や先輩、家族、専門家がいてくれたら心強いはずです
道脇にある気づかなかった草花にも、気づくかもしれません。
その発見は、成長のチャンスであり、自分の宝箱を再度開ける出会いです
カウンセリングを通して、そんな希望の光を一緒に見つけられたら良いですね
産業カウンセラー
川村佳子
私の本が、発売されています
応援、よろしくお願いします
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