NHKあさいち「励まし上手になろう!」をテーマに、筑波大大学院教授の臨床心理士による解説でした。
大変興味深く、面白かった!
相談する人は、
「こんなことで落ち込んでいたらいけないんじゃないか?」
「こんなことで悩むのは自分が弱いからじゃないか?」
と思いながら相談をしている場合がとても多い。
そこで聞く方が「負担になってる」感や「その話は私にはわからない」といった感じの態度を出すと、相談する人は安全・安心感を抱けず、ますます言えなくなる。
「私はあなたの味方だよ、負担じゃないよ」
そういうメッセージを伝える必要があるし、まずは話を一通り聴く。
聞き役に徹することが、励まし上手になるための極意だと思う。
そして聞く方にも心の準備、または時間が必要だけれど、もし時間や余裕がないときは「余裕がないということ」を丁寧に相手にも伝えた方が誤解されずにしっかり理解される。
何となく電話に出ないようにするとか、話を避けるとか、そういった行動の方が相手はすぐ察するし、傷つけるからだ。
「話を聞きたいんだけど、〇〇の何時でもいい?今は、仕事で話を聞けないんだ」と。
そして、
「また話を聞かせてね」
「聞かせてもらったら嬉しいよ」
そういった言葉をかけられたら、最高な励まし上手になれると思う。
改めて、気付きが大変多い内容でした。
私も、今日から励まし上手にもっとなろう!と思います❣️
産業カウンセラー
川村佳子
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