これからの時代、

人に嫌われるのはリスクが大きいけれど、

相手のワガママに我慢しながら生きたくない。

そんな時に役に立つのが、

貴族的なコミュニケーション。


貴族的なコミュニケーションをとれば、

相手がこちらを格上扱いしてくれるので、

コミュニケーションが非常に楽で、

自由に振舞うことが出来ます。


また嫉妬は、

自分よりも格下と思っている相手が、

自分よりも良い思いをしているのを見ると発生するので、

貴族的なコミュニケーションで、

相手がこちらを格上扱いしてくれれば、

嫉妬されることもなくなります。


多くの人が、

地位やお金や人気が欲しい本当の理由は、

自由に振舞いたいから、

良い思いをしても嫉妬されたくないからだと思います。


貴族的なコミュニケーションで、

その望みが解決するかもしれません。


 

 

エレガントとは貴族から生まれた価値観であり、

世間一般で言われているエレガントとは

基本的に違うものです。

貴族とは武力によって領地を治めていた人達であり、

本物のエレガントとは、

貴族の荒々しさを抑え込む力を指しています。


貴族のファッションは、

地位をひけらかすために着るものではありません。

強い力で周囲を威圧しないために、

周囲を安心させるために優雅に装うのです。


武器を持った迷彩服の人が近くにいたら怖いですよね。

優雅な軍服を身にまとった貴族だからこそ、

周囲の人の中にいられるのです。

これがエレガントの本当の意味です。


テーブルマナーとは、

ナイフとフォークを器用に使う方法ではありません。

ナイフとフォークを折らないように、

絶妙な力加減で使う方法を指しています。

 


ドアは蹴破るものではありません、手で開けるものです。


これらを中世の頃に教えたのが、

貴族のマナーの始まりです。

※現代の貴族はこのようなことはありません。



貴族はウォーキングを習いません。

山道や断崖絶壁を歩いて鍛えているので、

自然にどこでも美しい歩き方が出来るのです。

 

貴族らしさは、

 

目に見える分かりやすいところにはなく、

 

知る人だけが知る、

 

高次元の彼方に存在します。

 

 

 

 

 

この写真は、燕尾服のシャツです。

 

 

 

シャツの左胸、

 

赤い矢印で示した場所に、

 

不思議なスリットがあります。

 

 

服に詳しい方なら、

 

このスリットが何の目的で付けられたかを知っていると思いますが、

 

なぜ、左胸に付けられたかを知っている人は、

 

とても貴族らしい人と言えます。

 

 

 

この左胸のスリットは、

 

ドレススタッズを付けるときに、手を入れるためにあります。

 

 

 

しかし、実際に左手を入れても、

 

ドレススタッズを押さえるのは至難の業です。

 

逆に右手を入れようとしても、届きません。

 

 

ではなぜあるのか、

 

 

その答えは、

 

右手を入れて、ドレススタッズを押さえるためにあるのです。

 

 

そう、

 

従者の右手を。

 

 

昔の貴族は、自分で服を着ません。

 

従者が着せてくれるのです。

 

 

貴族らしさとは、このような部分にあらわれるのです。

 

 

 

 

ロングドレス、

 

正式名称イブニングドレスを選ぶときの最重要事項は、

 

ドレス丈(長さ)です。

 

 

短すぎると、靴が見えてしまい、

 

長すぎると、裾を踏まれて危ないので、

 

ちょうど良い長さにするのが、

 

洗練されたレディの腕の見せ所です。

 

 

ドレスの裾が長すぎて自分で踏んでしまう場合も、

 

歩き方がギクシャクしてしまう場合も、

 

 

逆にドレスコードがホワイトタイ(イブニングドレス)にも関わらず、

 

裾が短すぎて靴が完全に見えてしまう場合も、

 

 

残念ながら、洗練されたレディとしての扱いを

 

受けることは難しくなるでしょう。

 

 

 

特に欧米の上流階級の人々は、女性がドレスを着たときの

 

立ち居振る舞いを厳しい目で判断しています。

 

決して、それを顔や言葉には出しませんが。

 

 

 

ドレス丈は、

 

単純にドレスの長さだけで決まるものではなく、

 

靴のヒールの高さや、

 

パニエのボリュームによっても変化します。

 

 

これらを総合して、

 

最終的に、裾を床に引きずらないギリギリの長さに仕上げます。

 

 

試着の段階で、完璧に仕上げたと思っても、

 

実際に着てみると、

 

長さが変わってしまうこともあります。

 

体型や体重のわずかな変化によって、

 

ドレス丈にも変化が現れるからです。

 

 

 

そこで、いつでも自分にピッタリのドレス丈で

 

優雅に振る舞うためにも、

 

ロングドレスを何回も着て、

 

経験を積む必要があるのです。

 

 

洗練されたレディは、

 

見ただけで分かるものです。

 

 

そしてその立ち居振る舞いで、

 

その人のすべてが透けて見えてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で燕尾服と言われているもの、

 

その呼び方は、実はいろいろと多く複雑です。

 

 

燕尾服は、その名前の通り、背面が燕の尻尾のように分かれています。

 

日本では、その形状から燕尾服と呼んでいますが、

 

これをそのまま英訳すると、

 

スワローテールズコートとなります。

 

略してテールコート

 

 

この名称でも通用しますが、

 

今回の議題は、

 

燕尾服を英語で言うとイブニングドレスになるということで、

 

実際にプロトコールの本などには、

 

燕尾服をフルイブニングドレスと表記してあります。

 

 

男性の服なのに、イブニングドレス???

 

 

その経緯は、

 

燕尾服が登場した18世紀後半は、

燕尾服は昼夜使われていましたが、

 

19世紀の後半から、夜の正装(夜会服)として

使われるようになりました。

 

 

そこで夜の正装(夜会服)という意味で、

 

フルイブニングドレスと呼ばれるようになったのです。

 

 

この呼び方の派生として、

 

フルドレス、イブニングドレスコート、イブニングコート

呼ばれることもあります。

 

 

ドレスという言葉を聞くと、女性の服というイメージが

あるかもしれませんが、

 

フルドレス = 正装

 

つまり、ドレスという言葉は、

男性でも女性でも使うものなのです。

 

 

また、ドレスコードの表記として、

 

燕尾服のことを、ホワイトタイと表記します。

 

 

英語以外の燕尾服の呼び名は、

 

フランス、イタリア、ドイツ、オーストリアは、フラック

 

 

ウィーンの舞踏会に行く場合は、

 

フラックという言葉を覚えておけば、間違いありません。