今回は、前回に続いての方法を。

前回は、ATRAC形式のファイルをWAVファイルに変換して、それを更にMP3などに変換して、

SonicStageとiTunesに同期させれば、どちらでも使える、といった

まぁ誰しもがやれば出来ると分かるような方法でした。


今回は、もう少しスマートな方法の紹介です。


方法②(難易度:低~中 手間度:中)

前回の方法では、ATRAC→WAVE→MP3と、2段階の変換が必要でした。

今回紹介する方法は、ATRAC→MP3と一気に変換をかけることができる方法です。


SonicStage単体では、ATRAC→MP3の変換はできません。

が、ソフトを使うことで、それを容易にしてくれるものがあります。


それが、HiMdRenderer というソフト。

http://www.marcnetsystem.co.uk/

ただし、これは誰の作ったATRAC(OpenMG形式)を変換できるわけではなく、

再生できる環境のPCでしか変換できないので、注意を。

このソフトを使うことで、ATRAC形式のファイルをMP3に簡単に変換できます。

私は、HiMDRenderer 1.00 beta 4 のVersionを使っているので、それを使っての方法を。


まず、インストールして、起動しますと、下記の画面のようになります。


OpenMG1
ファイル1つずつ変換することは少ないと思いますので、アルバム単位などで

一気に変換する方法の紹介です。

上画像赤い□部のBatch Mode を選択すると、複数単位の変換ができます。


その画面が下記画面です。

OpenMG3

赤い□を押して、変換したいファイルを選択します。(ShiftやCtrlボタンを押しながらで複数選択可)

そうすると、左空欄に選択したファイルが登録されます。

続いて、青い□を押して、出力させるフォルダーを選択します。

私は、面倒なのでSonicStageで使っていた同じフォルダーに出力させていますが、

それは好みでいいと思います。

続いてが、初めての起動の場合は、ピンク色の□部のOutput Encodingが

PCM.WVになっているかもしれないので、LAME.MP3など、MP3のエンコーダに変更します。

そして、最後の緑色の□部ですが、ここはMP3をどういった方式でEncodeさせるかの設定です。

なぜか、私が変換した場合は、VBRで変換させると、iTunesなどで

うまく再生時間を認識できず、4分程度の曲が、なぜか20分と表示されたり、

おかしかったので、CBRに設定しています。

iTunesで、再生時間がおかしく表示される、という問題は、

色々WEBを探せば見つかりますが、解決策として、

VBR Header Maker

http://hp.vector.co.jp/authors/VA026645/Mp3Software.html

を使えば、解決できます、とありましたが、私が試したところ、このソフトでは

修正ができませんでした。


さて、MP3に変換されれば、ATRACファイルの扱いについては、残しておくでもいいですし、

削除するでもいいです。(ただし、一応変換されたファイルが正しくできているか確認はしておいた

方がいいです)

同期という目的であるとすると、同じファイルを使うべきなので、削除前提で話を進めます。


以下、2通りに分かれます。


①SonicStageでのみ再生できれば良い

②SonicStageだけでなく、Walkmanにも転送したい


まずは①のSonicStageだけで再生できれば良いという場合


変換済みの .omgファイルを削除すると、当然SonicStageで再生しようとすると、ファイルがありませんので、

下記のようなエラーがでます。


Dragon01

そこで、ファイルの場所を指定して復旧するを選択すると、


Dragon03

.omgファイルしか選択できないので、MP3ファイルは選択することができないのですが、

ファイル名の部分に直接ファイル名を入れることで、ファイルの指定が可能です。

それで、開くを押せば、登録が完了して、SonicStageで再生ができます。


登録されたファイルフォーマットを見ると、MP3のはずなのですが、


Dragon04

OpenMG

となっています。すなわち、SonicStage上ではOpenMGだと思っていて、MP3も再生は対応しているので、

再生は問題なくできるという状況です。


ためしに、この曲をWalkmanに転送しようとすると。。。


Dragon05

当然、OpenMGではないので、権利が確認されず、Walkmanには転送できません。


続いて、②の方法ですが、これは単純。

一旦、SonicStageからアルバムを削除して、再度登録するだけ。

登録の際、MP3に変換したファイルは、ファイル名で曲名情報が残されているだけですので、

その他

欄に追加されます。

その空欄のアルバムを選択して、CD情報を取得すれば、曲情報が反映されます。

ただし、事前にジャケット写真や歌詞などが登録されていても、反映されなくなってしまうのは注意です。


ということで、作成されたMP3をSonicStageにも、iTunesにも登録してしまえばいいわけです。


かなりのアルバムが登録されていると、①の方法よりは楽といえど、かなり大変ですが、

ある程度の数であれば、ちょこちょことやっていけばいいのではないかと思います。


ということで、2回に渡ってのiTunesとSonicStageとの同期方法についての紹介でした。