さて、いよいよ905i発売開始まであと3日![]()
ワンセグに惹かれる人、VGA+の液晶に惹かれる人、GPSに惹かれる人、GSM対応に惹かれる人など
様々ではないでしょうか![]()
そんな中でも、デジカメ機能に注目
している人も多いかと思います。
N905iとP905i、SO905iCSは、500万画素を超え、N905iu以外は300万画素を超えています。
画素数が多いほど綺麗
お考えの方もいるでしょうが、果たして実際は![]()
仮に同じChipサイズ(例えば1/2.5型センサー)として、画素数だけ異なるとしましょう。
300万画素だと、1画素は2.7um■程度で、1画素面積は7.29um^2
500万画素だと、1画素は2.2um■程度で、1画素面積は4.84um^2
(※MicronのSensorデータを参考にしています)
単純に1画素あたりの面積比では、300万画素が1.5倍程度大きくなります。
だから何
とお思いかもしれません![]()
実は、今のデジカメなどは光を電子に変換(光電変換)して、その電子量から画像を判断しています。
すなわち、電子が多い=明るい、電子が少ない=暗い と判断して、画像を作り出しているわけです。
普通に考えてみると、面積が大きい方が光をより多く取り込むことができるわけです。
そして、光電変換にはもう一つ。光ショットノイズといわれるノイズが存在しており、
発生した電子のルート成分の量がランダムノイズ成分として発生してきます。
分かりやすく例を挙げてみましょう。
明るい屋外で10000個電子が発生→√10000=100個がランダムノイズ。
すなわち、全体の1%程度がノイズ成分になるわけです。
※実際はノイズは、センサーだけでなく、その他の成分や処理によっても変わります
少し暗めの屋内で100個電子が発生→√100=10個がランダムノイズ。
すなわち、全体の10%がノイズ成分になるわけです。
更に、もっと暗めの部屋で25個の電子が発生→√25=5個がランダムノイズ。
すなわち、全体の20%がノイズ成分になるわけです。
これらから分かる事は、少しでも多く電子を取り込んだ方が、
ノイズ成分が抑制できるということがお分かりかと思います。
そこから、先ほどのセンサーを考えてみましょう。
500万画素に対して、300万画素は取り込める電子量が1画素あたり1.5倍あるわけです。
明るいところでは、ショットノイズ成分はほとんど気にならないので、
画素数が多い(500万画素)ほど精細な写真が撮れるのですが、
暗いところでは、ショットノイズ成分が顕在し始めるため、
画素数が少ない(300万画素)方が綺麗な写真を撮れるわけです。
もちろん、これは先ほども書きましたが、Chipサイズが同じで、異なるのは1画素あたりのサイズだけ
という前提であり、実際は画素を小さくする際に、よりS/Nをよくする努力をしていたりするので、
必ずしもこの定義が当てはまるわけではないですが。
(昔の300万画素と今の300万画素ではだいぶ画質が違いますからね・・・)
Micronなどからしてみれば、Chipサイズを小さくすれば、より1枚のWaferから多くのセンサーを作れる(売れる)、
ので、当然画素数が少ない場合は、Chipサイズを小さくするという手段もあるわけなので。
(携帯のセンサーは、Chipサイズが記載されることがほとんどないのでここがわからないです)
要は、携帯のデジカメ機能を最優先でお考えであれば、
まず自分がどういったシーンで使うことを前提に使うか
ということをまず考えます。
もし、昼間の屋外がメインだなぁっていうのであれば、画素数が多い方がより精細な写真を撮れる
かと思います。
もし、屋内とか夜景がメインかなぁっていうのであれば、画素数が少ない機種の方がより綺麗な写真を
撮れる可能性があります。
(何度も書きますが、実際は画素数が少ない場合、1画素サイズを小さくしている可能性もありますし、
レンズなどの性能もありますので、必ずしもこれが当てはまるわけではありません)
一番Bestな解は、実際自分が欲しい携帯を、少し薄暗い画面をFULLサイズで写してみて、
等倍で表示してみて、画質を比較するのが一番かな、と思います。
今回は、長めで、かつ少し理論っぽい話になってしまいましたね![]()
もし何か間違いなどありましたら、コメントいただければ修正しますね。
よろしくお願いしますですm(_ _ )m