電磁砲44です。
私はとある発電プラントでボイラー・タービン主任技術者をしていました。ボイラー・タービン主任技術者はB・T主任と訳します。今回はこのB・T主任について記したいと思います。
ボイラー・タービン主任技術者とは
発電プラントにおけるボイラー設備とタービン設備の責任者のことです。B・T主任は選解任の際、産業保安監督部へ届出が必要となります。
B・T主任には圧力により第1種と第2種があります。
- 第2種B・T主任 使用圧力5,880Mpa以下
- 第1種B・T主任 すべての圧力
私の所属していた発電所は、1MW程度の発電しかしていなかったので、当然使用圧力も低く、第2種B・T主任で足りていました。
ボイラー・タービン主任技術者になるためには
一定期間の実務経験というより発電所の運転経験が必要です(最近は少し情勢が変わってきてはいます)。これに関しては、私の経験も踏まえて後日お話しします。
ボイラー・タービン主任技術者の仕事は大変か?
最後になりましたが、この点には触れておかなければなりません。これは大変だと思います。如何せん、責任者です。プラントに何かあった時の責任はB・T主任が負うこととなります。したがって、B・T主任はその発電プラントについてはありとあらゆることを知っている必要があります。
でも、もっと大変なことがあります。それは「熱い」ということ。
私は汗かきなので、仕事中は常に汗だくです。シャツの替えが何枚も必要なんですね。これは、環境なので仕方ありません。
いかがだったでしょうか、B・T主任についてざっと書いてみました。次回以降は、B・T主任免状の申請や、B・T主任の仕事について書いていきたいと思います。