いろいろと情報検索をしているとき に
ふと・・・
電気化学専門の新聞などのメディアってないなぁ、と。
私が知らないだけかもしれないですが。
これを機に集約することをやってみたら、
なんて思ったりした今日この頃。
いろいろと情報検索をしているとき に
ふと・・・
電気化学専門の新聞などのメディアってないなぁ、と。
私が知らないだけかもしれないですが。
これを機に集約することをやってみたら、
なんて思ったりした今日この頃。
6/6日刊工業新聞に
-北本電機製作所、電気分解テスト機発売-排水別に電極交換 -
【姫路】北本電機製作所(兵庫県養父市、北本健一郎社長、079・664・0558)は、
電気分解テスト機「TL-150」を発売した。排水を電気分解で処理できるかどうかを
事前にチェックする。ラボタイプは業界で初めて。オープン価格(30万円前後)を採用している。
電解槽は1500ミリリットル入りの卓上タイプで、撹拌機を内蔵。槽は反応を確認できるように
透明にしている。電極は陽極が酸化白金、陰極はステンレスが標準。排水の種類によって
電極を交換できるのが特徴で、オプションとして陽極にイリジウム系、ルテニウム系、アルミニウム、
ダイヤモンド系をそろえている。
電気分解で発生する酸素が排水内の不純物を除去することから、排水処理には電気分解が
多く採用されている。その処理方法の確認については事前にサンプルを処理業者に持ち込んで
行うのが一般的。その確認を各社ごとに行ってもらうのが狙いで、
処理方法の支援も行うことにしている。
という記事が掲載されていました。
電気のエネルギーは普段からみなさんお世話になっているわけですが、
こういった使い方もされています。電気化学反応は、他の触媒などの反応と異なり、
常温、常圧で局所的にものすごいエネルギーを与えることができることも特徴なんです。
そうそう、電極にダイヤモンド系って・・・ここでも「炭素」が出てきました。
5/27の日刊工業新聞に、
「環境省は03年度の国内温室効果ガス排出量を発表した。
総排出量(二酸化炭素換算)は13億3900万トンで、
前年度に比べ900万トン増加した。京都議定書の基準年となる90年と比べると8・3%上回る。
総排出量の9割を占める二酸化炭素は産業部門が90年比0・3%の微増に抑えたのに対し、
オフィスビルなど業務部門や一般家庭では同30%以上増えた。」
という記事がありました。
環境って、なかなか身近に感じられませんけど、というか、
身近に感じられるくらいの問題になったら、すでに手遅れだと思いますが、
いま、環境問題で一番注目されているのはこの「地球温暖化」ですよね。
化石燃料をエネルギーとして利用する限り、
かならず二酸化炭素は出てくる。
だから、水素が次世代エネルギーとして脚光を浴びているわけです。
原子力って話もあるけど、個人的には
放射能を廃棄物も含めて、制御できるレベルではなく、
無害化できる技術ができたら扱ってもいいものだと思っています。
今の段階では手を出してはいけない領域ではないか、とすら。
水素はクリーンエネルギーで、使用後も水しか出ない、
そして水は無尽蔵にあるから、と言う話もありますけど、
ほんとうにそうなんでしょうか?
その時代には画期的な開発とされた石油やフロンも、
いまではやっかいものにすらなっています。
何十年も経過して初めて問題になったりするから、
環境問題への取り組みってのは大変なんですよね。
だからと言って、これからの開発は環境抜きには
考えてはいけないものです。
「水は無尽蔵だから・・・」という決め付けた考え方が
もっとも危険なのではないかと。
でも、現段階でのベストチョイスは水素であって・・・
と常に考えながら、仕事なり、強いては生活を
していくことが重要なのではないかと、と認識している今日この頃です。
じゃあ、究極のエネルギーってなんなんでしょう?
燃料電池も究極ではないと思っています。
「電池」はクリーンエネルギーであって、
そこになんとか、電気化学の専門家として
到達できれば、ノーベル賞も夢でないかも?
5/11の日刊工業新聞に
「栗本鉄工、FC用金属製セパレーター開発-低コストで高出力に」
という記事がありました。
ステンレス製の基板に導電性の炭素を被覆させることで、
従来の炭素のみのセパレーターよりも体積を減少でき、
低コストでなおかつ高出力が得られるそうです。
セパレーターは燃料電池の化学反応における
酸化・還元に耐性がないとダメだし、もちろん、
通電性がないとダメ。
今の燃料電池は炭素でセパレーターを作るのが
メインになっているけど、これは加工が大変だったり、
すぐクラック(ヒビ)ができたりして、なかなか
扱いずらかったりする。
ステンレスみたいなもんでセパレーターができたら、
当然いいわけだけど、これは、上述したように
酸化とか反応が起こってしまって、最終的に
通電しなくなってしまったりする。
いろんな研究機関がステンレスに表面処理を
施して、セパレーターの開発をしている。
私も燃料電池の研究に携わっているときがありましたが、
このとき、
「ステンレスに炭素でいいじゃない・・・」
と単純に考えていたときがありました。
なんと、先にやられてしまいました。
いま、私の中では「炭素」がブームなんです。
ナノチューブなどのナノテク技術分野の中心だったり、
金属にもなれば、半導体、絶縁体にもなり、
ダイヤモンドのように工業的に重要なアイテムになったり、
と、それに、
重金属のような環境への影響もないと思われるし。
これから、この「炭素」も含めて、
いろいろ情報について話をしていきたいな、と思っています。
ではでは。
記念すべき第一発。
これから、電気化学の視点からいろんな情報について、
ワシなりのコメントをつけてみなさんに提供していければなぁ、と思っています。
なんで電気化学?・・・それはワシの専門だから。
一応ですね、博士号を持っているんですよ。
自分の専門分野が萌えることをお祈りしつつ、
さらに専門情報をみなさんが気軽に知ることができたら、これ幸いっ、ってわけです。
身近なモノとしては、電池の技術には電気化学がてんこもりです。
燃料電池、リチウム電池、乾電池などなど。
それ以外にもたくさんの技術に電気化学が使われているんです。
さて、具体的には・・・次回から、ということで。