音楽の鳴らない音楽会 下北沢駅前劇場 | ブログ
音楽の鳴らない音楽会
2012年01月29日(日)
OPEN 15:00 / START 15:30
下北沢駅前劇場
出演者:やついいちろう(エレキコミック)、鹿野淳、伝えたいことのある音楽家:木下理樹(ART-SCHOOL)、のび太(WHITE ASH)、ワタルS(SISTER JET)、小林祐介(THE NOVEMBERS)




音楽ナタリーで知ったこのイベント。鹿野さんのとやついさんの組み合わせに魅力を感じたので、発売日にチケットを購入。


株式会社rockin'onで音楽雑誌「ROCKIN'ON JAPAN」の編集長の経験もあり、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の立役者でもあり、現在は音楽雑誌「MUSICA」を発行する会社FACTの代表取締役で、数年前からは「ROCKS TOKYO」も主催している、そんな鹿野淳さん。

はじめて鹿野さんを知ったのはBUMP OF CHICKENを目当てに見ていたスペースシャワーTVの番組や音楽雑誌。BUMP OF CHICKENのインタビュアーとして多く登場していたことから、鹿野さんの存在を知ることになった。その後も、MCを務めていたスペースシャワーTVの「チャート★コバーン」も見ていた。現在も、定期的に生配信されるUSTREAM番組「discord」や、同じくUSTREAM番組の「ぷらすと」の水曜日にレギュラー出演しており、時間が合えば見ている。

自分の好きなバンドと仲がいい、自分の好きなバンドと関わっている、かっこいいバンドを紹介してくれる、この人の薦める音楽が自分に合う、そんな感覚で気づくとこの人に惹かれていた。


余談だが、毎年足を運ぶ音楽フェスROCK IN JAPAN FESTIVALやCOUNTDOWN JAPANに大好きなバンドであるthe pillowsの出演が全くない。よくよく考えると、ROCKIN'ON JAPANの誌面でも自分の知る限り見かけていない。そう思って数年前に調べたら・・・、


ROCKIN'ON JAPANの元編集長である鹿野淳と山中さわおは誌上でthe pillowsのアルバム『KOOL SPICE』が酷評されて以来確執があった。山中はthe pillowsのファンクラブ会報やライブのMCなどで鹿野のことを名指しで幾度か批判しており、また音楽雑誌への怒りを歌った楽曲(「No Substance」)も存在する。the pillowsはそれ以後の数年間ROCKIN'ON JAPAN誌上には登場しなかったが、1999年に編集部からの働きかけにより「RUNNERS HIGH」のインタビューに登場、和解している(その際、山中は「ミュージシャンは音楽雑誌がなくてもやっていけるが、音楽雑誌はミュージシャンがいなければ成り立たない。その音楽雑誌がミュージシャンの作品を貶めるような記事を書くべきではない」といった旨の持論を展開している)。鹿野個人との現在の関係は不明だが、2008年夏に開催されたap bank fesにthe pillowsが出演した際、鹿野が自ら彼らのライブレポートをウェブサイトに執筆している。 (Wikipedia 引用)


・・・とのこと。ちなみに発端となったその評がこれ。

http://pillows.2ch-library.com/weblog/archives/1994/06/index.html

この事実を知った上で、どちらのことも嫌いにならなかった。「大人は色々大変だなー」とやわらかく解釈。
毎回、ROCK IN JAPAN FESTIVALやCOUNTDOWN JAPAN終了後のネット上でのアンケートの「今後出演してほしいアーティストは?」の欄には「the pillows」と書いている私の身にもなれ!いつの日かの実現を望む!


出演者の伝えたいことのある音楽家は開催間近での発表となり、木下理樹さん(ART-SCHOOL)、のび太さん(WHITE ASH)、ワタルSさん(SISTER JET)、小林祐介さん(THE NOVEMBERS)。
どのバンドのライブもまだ観たことはなく、でも音楽は聴いたことがある。しかし未だ、ぐっと心は掴まれず。いつどこで好きになるか本当にわからないから、ふと見たライブで一瞬で好きになったりもするから、何とも言えない。

そんな中WHITE ASHは凄く見たいと思っているバンドである。英語でも日本語でもない言葉を奏でるこのバンド。B-DASHと同じカテゴリー!

  

最近金髪にしたリッキーこと木下理樹さんが、金髪だった頃の藤原基央さんに少し見えた。



イベント内容は、Twitterでのつぶやきをピックアップし根掘り葉掘りするコーナー、フリップトーク、iPodをシャッフル再生するコーナーをやった。用意していたコーナーを1つ潰すことになったくらい、イベントは盛り上がり、あっという間だった。

フリップトークでは、「自分が女性だったら付き合いたいバンドマン」「自分の葬式で流してもらいたい曲」などの質問にそれぞれが回答し、とても興味深かかった。


ちなみに、それぞれの回答は・・・、

『自分が女性だったら付き合いたいバンドマン』

ワタルSさん「ノエル・ギャラガー」
木下理樹さん「浅井健一」
のび太さん「吉井和哉」
小林祐介さん「高松浩史(THE NOVEMBERS)」

浅井健一さんの話で、鹿野さんが「昔、部下が一発ボコッと殴られちゃって…」と話してたのはこれだよみんな!確執どころじゃなくて、株式会社rockin'onと決裂さ!へへへ!
♪そしたらベンジー あたしをグレッチで殴って~

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E4%BA%95%E5%81%A5%E4%B8%80#.E3.83.AD.E3.83.83.E3.82.AD.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.83.BB.E3.82.AA.E3.83.B3.E3.81.A8.E3.81.AE.E7.A2.BA.E5.9F.B7



私だったら、「Ken Yokoyama」。

  

パンクロック、金髪、タトゥーでも怖くないはず。息子の「楓太くん」を想い、ライブではアンプの上にレッサーパンダ「風太くん」のぬいぐるみを置くほどの家族思い。



『自分の葬式で流してもらいたい曲』

ワタルSさん「Marvin Gaye / Let's Get It On」
木下理樹さん「NUMBER GIRL / MANGA SICK」
のび太さん「the pillows / Thank you,my twilight」
小林祐介さん「エリック・サティ / Satie Gymnopedie」


鹿野さんの回答「The Beatles / Eleanor Rigby」に深く共感した。この曲は大好き。

 


のび太さんがthe pillowsの名前を挙げた時、ずっと鹿野さんに注目していたけど、顔色は変えず、何も言わず、上手くほかの話に逸らしたように見えた。


私だったら、同じくThe Beatlesで「Martha My Dear」。英語はわからないから、詞の内容は関係なく、雰囲気で。これだけ邦楽ロックが好きなのに、こういう結果になるとは、The Beatlesの偉大さたるや。

  



イベント内容を総括すると、難しかった。洋楽の話は完全についていけない。



私もiPod10曲シャッフルをしてみた。

happiness!!! / 木村カエラ
You're Not Alone / MxPx Feat. Jordan Pundik
SPLASH / RIPSLYME
流線 / サカナクション
ゲット・アップ・ルーシー / Thee Michelle Gun Elephant
THE ROBELETS / THE BOHEMIANS
Flower / L'Arc~en~Ciel
レッサーハムスターの憂鬱 / the pillows
口裂け女 / 女王蜂
66号線 / BUMP OF CHICKEN
CHOICE / 10-FEET


THE BOHEMIANSは新進気鋭のバンドなんで、おすすめ。

  



  お笑いナタリー「エレキやついMC「音楽の鳴らない音楽会」開催」