こんにちは、大島へぶんです。

北野武監督の最新作「首」観てきました。

先週終わってしまった大河ドラマ「どうする家康」と同じ戦国時代を描いた作品ですが、内容は全く逆といってもいい描き方でした。

「どうする家康」が戦国ロマンとするとこちらは戦国ブラックコメディーといった感じ。

全編にたけしさん独特のブラック・ユーモアがさく裂しています。

「どうする家康」にも出ていた大森南朋さんとのまるでコントのようなやり取りはアドリブなのかな？

加瀬亮さんの怪演が凄い信長は映画、ドラマ史上最低最悪の信長ではないでしょうか。

小林薫さんの家康はまさに狸おやじ。

なにしろ出てくる戦国武将たちがクズばかりなのです。

たけしさんはこの作品に関するインタビューで「戦国大名なんて人殺しばかりやっていたのでロクなものではないです」というような事を言っていました。

確かに戦国時代をこういう風に描くのは戦争の愚かさを知るために必要なのかもしれません。

映画「首」