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満足度91点

 

 YESのRICK WAKEMANの実質的な1STソロ・アルバム「THE SIX WIVES OF HENRY VIII」を聴きました。

 

 

 このアルバムはコンセプト・アルバムには違い無いのでしょうが…私はRICK WAKEMANの鍵盤プレイを堪能するアルバムだと思いました。全編ヴォーカル無しのインストルメンタル・アルバムですが、声無しでここまで聴ける作品は少ないと思います。特にサウンドの体裁はプログレでありますから…ポップさとは少し違うので、非常に小難しい感じがすると思うのですが、聴かせるのは、曲やその演奏が素晴らしいに他ならないのでしょうね。

 

 

 聴いた事がある曲があるな~と思いながら聴いていたのですが、YESでのライヴ・アルバム「YES SONGS」に収録されていたりしているんですね…。少しビックリしました。

 

 

 曲に関しては、即興性の効いた感じですよね。ある程度のソングライティングはしていたのでしょうが、ライヴ感覚で作っていたと思えるような感じが聴いて伝わってきた感じですね。とてもアンサンブルを大事にしているサウンド・クリエイトだった様に思いますね。特にRICK WAKEMANのアルバムですから、鍵盤の音を中心とした音作りは、ピアノ・ロックが好きな私には良い感じだと思いましたね。

 

 

 ピアノ・ロックが好きな人なら一度は聴いてみては如何でしょうか?

 

 

RICK WAKEMAN 「ANNE BOLEYN」