満足度87点
パーティー漢ANDREW W.K.のベスト盤と日本のお馴染みの曲をカヴァーした2枚組のアルバム「PREMIUM COLLECTION」を聴きました。
個人的には1STアルバム「I GET WET」に痺れてアルバムを死ぬほど聴いていたアーティストなんですけど、そこから2NDアルバム以降は同じ雰囲気で聴いていなかったアーティストなんですよね。曲の良さはもう1STアルバムが物凄過ぎて、他は余りなんですよね。2ND以降は色々と考えてソングライティングをしていると感じるんですよね。聴いている感じではANDREW W.K.という人がただのパーティー・バカでは無い事が分かるのに…。
2枚目は日本語の曲をカヴァーしています。これに関しては、もうギャグの領域だから、聴いていて「あ~良いな~」って思ったのは、②GIROPPONや③羞恥心なんかのギャグな歌が一番はまっていたと思いますね。まじな歌は逆につまらなかったな…。選曲がかなりロックよりなのは分かるのですけど、ANDREWは歌謡曲を彼なりのアレンジで歌うと、もっと良かったと思いますね。茶化す程度の選曲が良かったと思います。
全体的に聴いていくと…長い…と言うのが第一印象なんですよ。もうね…、ANDREWの音は結構、疲れるので、イッキに駆け抜ける様な収録にしないといけないのかな~と思いましたね。そういう意味では1STアルバムはアルバム構成や曲のクオリティが素晴らしかったと思います。ANDREWを聴くのであれば、個人的にお勧めは1STアルバムかな…。
ANDREW W.K. 「NEVER LET DOWN」