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 ENUFF ZNUFFはいつ聴いていても本当に良い曲を書くな~、と関心しますよね。彼らのポップ・ミュージックに対する真摯な姿勢は尊敬に値します。それはどんなに人気が出なくても、頑張ってココまでのアルバムを完成させてくるんだからね・・・。彼らが本当に成功するのかは、神のみぞ知る・・・と言うことなんでしょうが、報われるといいですよね~。

 それで、彼らのこのアルバムなんですが、いよいよアルバムも10枚目を数えて来ましたね。それでもこの高いクオリティなんですからね~凄い。それに今回は出鼻から異色のドラマティック・メロディアス・ポップの「WAKE UP」からスタートしています。これが中々の佳曲で、慟哭のバラードと言った感じで、意外なソングライティングの妙を見せ付けられた感じです。

 3曲目の「THERE GOES MY HEART」なんかは、これぞZNUFFの持ち味全開の最高のポップ・ミュージックなんですよ。歌詞なんかは物凄く悲しいのに、曲調が明るくて、そこに渋みのある雰囲気を醸し出しているのは彼らにしか出来ないのでは無いのでしょうか?

 さらに、4曲目のメロディアス・ハードの佳曲「WHAT CAN I DO ?」も素晴らしいですよね。彼らがやはりハード・ロック・バンドなのだと再認識させられますよね。

 全体的な出来が素晴らしく、アルバムを通して聴いても全く飽きないのは彼らのソングライティング能力の異常な高さの証明なんでしょうね。こういったクオリティの高いバンドがアメリカでは認められないで、大した事の無い人たちが巨万の富を得るなんて、本当にアメリカってつくづく不思議な国だな~と思ってしまいますね。

 では、名曲THERE GOES MY HEARTをご覧ください