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 このバンドって本当に売れなかったよね~。私的には物凄い良いアルバムだと思ったんだけど…。ノルウェーのバンドだったけど、このアルバムを発売した当初はアメリカで凄いプッシュしていたよね~。何で知っていたのかと言うと、調度、この頃のアメリカンTop40を逐一チェックしていたからなんだよね。この頃の私はまだメタル・バカでは無かったからな~。

 まあ、そんな事よりも、このアルバムが優れていることが重要だよね。何と言っても、あのEnuff Z’nuffの曲が2曲も収録されていることに注目をしていきたいね。彼女たち(=The Tuesdays)がどれだけZ’nuffの曲を好きだったのか…が分かるものだよね。このアルバムの収録曲も彼らの影響が出ているのが分かるし、それが楽曲に溢れているよね。Z'NUFFの長所であるポップでカラフルで悲しみを交えたウェット感と言う独特の雰囲気を彼女たちのアイデンティティとしている点が素晴らしいですよ。

 しかしながら、Z’nuffの曲が目立つのだよね。オリジナルの曲で、敢えて言うならば、胸キュンなナンバー「Changing the Moods」が彼女たちの代表曲(←私的には…)なんではなかろうか…。

 それでも、アメリカの大陸的な音楽エッセンスが全く無い何処か湿った、心は悲しいのに、表情は笑顔的な、何とも言えない素晴らしいポップ・アルバムを聴いて欲しい。

 満足度は96点です。

 では、そのCHANGING THE MOODSをご覧ください。