今日からブログを書く事にした。

そのはじめとして、今日は2回目の参加となった文章講座で書いた文章を記すことにする。

今回の講座は、インナーチャイルドカードをそれぞれ1枚引き、その絵柄をもとに物語を書くと言うもの。

ぼくの引いたカードはこれだった。

そして、書いた物語はこんな感じだ。

ここは誰も知らない草原。そこに、一軒の広い庭と小さな家がある。庭の中で、4人の妖精の子どもが畑仕事をしている。今日は日がさんさんと地面を照らし、風も穏やかで空気も暖かい。畑仕事にはもってこいだ。

最年長の男の子が、畑を耕している。大変な仕事を自分で引き受けている。彼は自分の仕事に誇りを持っているのだ。もう1人の男の子は雑草を摘み取っている。地味な仕事だが、大事な仕事だ。小さい女の子が、耕された畑に無邪気に苗を植えている。「早く芽が出てきてほしい」と、楽しそうに期待に胸を膨らませて土を触っている。だが、そばにいる少し大きい女の子が苗を見る目は、どこか物憂げだ。

「自分の植える苗が本当に育つのか、もしかしたら自分のだけ育たないのではないか」と、不安がっている。

他の3人が彼女の様子に気づき、声を掛ける。

「大丈夫だよ」

「心配ないよ」

「植えてみようよ」

彼らの言葉に励まされ彼女はうなづき、見つめていた苗を畑に植えた。

それからと言うもの、彼女は誰よりも熱心に苗の世話をし続けた。熱い日には水をやり、風や雨の強い日には盾となった。

そして、季節は巡った。

庭の畑には色とりどりの花が咲いている。その中でも、特に色鮮やかに咲いている花があった。

それは、その少女が最後まで不安そうに見続けていた苗の花だった。苗は彼女の期待に一生懸命に応えようとしていたのだ。

畑のそばで4人が咲いている花を眺めている。花の周りには蝶が飛び交い賑わっている。その様子を、4人はとても嬉しそうに見続けている。

庭を耕し、雑草をこまめに取り、苗に栄養を与え、丹念に世話をしたから、花は鮮やかに咲いたのだと、皆が確信している。

今日も庭には日が差している。とても穏やかな光を大地に注ぎながら。

と、言う文章だ。一部書き加えた所がありもある。

何を思って、ぼくはこの話を書いたのだろう。

きっと、ぼくは救われたかったのだ。

今まで自分がしてきて、身につかなかったものは沢山ある。

むしろ、そのものの方が多い。

けれど、それだって無駄ではない。当時の自分は一生懸命にやってきたのだ。

そう、自分を励ましているのだろう。

まだこれからだ。