日経が4万円台を回復し、相場の過熱感が気になる今日このごろ。

「そろそろ反転するんじゃないか」「いや、まだまだ上値は軽い」

いろんな意見がありますね。

 

今日は相場の過熱感を計る「裁定取引残高」についてまとめました。

自分も言葉は知っていてもきちんと理解はしていなかったため、ここでまとめたいと思います。

 

まず、裁定取引残高に興味を持ったのはこの記事から。

 

 

 

清原氏が著書「わが投資術」の中でも触れており、四季報の記事にも重視している指標であることが記載されています。

 

 

○裁定取引残高とは何か

これについてはトレーダーズ・ウェブのサイトがわかりやすい。

 

 

つまり、短期勢が強気の場合、先物を買いあげるため、裁定買い残高が増える。これはいずれ現物株の売りにつながるため、将来の売り圧力となる。

 

逆に、目先が弱気の場合は先物を売るため最低売り残高が増えるが、これは将来の買い圧力となるということ。

 

さらに要約すると、裁定買い残が多すぎると、相場はかなりの過熱しており、目先の急落に要注意ですよ、ということ。

 

 

○裁定取引残高をどこで調べるか

いろいろなサイトで公開されているけれど、個人的に好みなのはIRBANK。株数については2日遅れで掲載される模様

 

 

 

 

○実際の投資への活用

裁定取引残高の株数が9億株を超えたら警戒、10億株を超えたらかなりの過熱感が出てくるため、場合によっては買いポジを一部縮小しておくのもありですね。

 

 

 

(参考)

清原氏についてはこちらもよくまとめられています。

 

 

https://nikkeimatome.com/?p=57549