最初に自分の結論。長期的に銀行株は有望ではあるが、短期的には一旦のピークをつけ、調整に入るである。移動平均線からの乖離率が大きくなっている銘柄もあり、25日移動平均線くらいまで調整するのではないだろうか。
今年の相場を牽引している銀行株。特に8月18日からの上げは強烈だ。そんな銀行株の多くが9月15日に年初来高値をつけ、そして14時から大きな売りがあり、下落で終わった。
特に直近の上げには、植田総裁の「マイナス金利も一つの選択肢」との発言の影響が大きかった。
しかしこれは円安牽制のためだと考える。少なくとも今すぐマイナス金利の解除する、というわけではないのではないだろうか。
そう考えると、来週の日銀金融政策決定会合ではマイナス金利の解除はないだろう。現状維持であれば当然銀行株は↓と見る。
問題はYCCの修正、撤廃。この場合に切り返して上昇に転じるかどうか。
来週も面白い相場が続く。