ずっと、

絶対「痛い！」と言わない

取り乱したくない

と思っていたので、ソフロロジーの動画を参考に、“息を吐くことを重視した呼吸法”を意識しました。

16:30頃

GBS陽性のため、１回目の点滴投与開始

同時にNST装置。

夫が院内のコンビニでお弁当買ってきて横のソファで食べ出す

匂いにちょっとイラつきながらも、陣痛の合間に夫と会話する余裕あり。

17:30頃

点滴、NST終了。

点滴のルートはいつまでつけておくんですか？と助産師さんに聞いたら、

『出産するまでお友達です

』

と言われ、ちょっとジャマだなーと落ち込む

陣痛は3,4分間隔に

ただ、まだ陣痛は弱い

『お産を早くすすめたかったら、お散歩！』

と言われ、夫と院内をお散歩することに。

8階の陣痛室からエレベーターで1階に降り、ロビーを徘徊

日曜日で外来休診なので、人が全然いなかったのが幸い

さすがに人がわんさかいるところで陣痛中の妊婦が歩いてるのはねぇ

なんとか歩けたものの、気付けばちょくちょく椅子に座ったり壁の手すりに寄りかからないと耐えられない痛みになっていた

18:30頃

夕食タイム

食欲なくはないけど、一口食べるごとに陣痛がきちゃうから、なかなか食べ進められない

座ってるの辛いけど、初産で4時間というスピード出産した友達が『ずっと座ってたのがよかったらしい』と言っていたので、がんばって座って食べた

隣に夫に座ってもらって、陣痛がきたら寄りかかって耐える

陣痛がきそうなときに夫が呑気に立ち上がって荷物ゴソゴソし始めたので焦って呼び戻す

体力つけるためにできるだけ食べておきたかったけど、スープカレーの鶏肉2切れと白米3分の2を残して限界がくる

19:30頃

助産師さんによる内診。

陣痛室のベッドに寝転んだまま診ていただくと、子宮口7cm

ここまで意外に早くこれたとちょっとびっくり

『お風呂に入ったら少しは痛み和らぐけど、入れそう？』

と聞かれたけど、無理ですと断る

2回目のGBS点滴開始。

息を長く吐く呼吸法をなんとか続けているけど、吐く息がどんどん強くなってしまう。

抱き枕を借りてシムスの体位で耐える

息を吐くときに、何か“吹きかける目標”みたいなのを決めたほうが集中できるので、私は天井の角を目標に定めました（笑）

助産師さんにテニスボールの使い方を聞いたら、テニスボールを使うのは赤ちゃんが肛門のあたりまで降りてきてから。まだまだ高いところにいるから、今は使いどきではないとのこと

この段階では、腰をおもいっきりさすってもらうのが一番楽になる

助産師さんにやり方を教わって、夫がずっと“さすさす”してくれる

20:30頃

点滴終了。

痛みがかなり強くなってくる

今までは下腹部と腰への激痛だったけど、おしりにも移行してきていた。

まだ“何が出そう”なほどではないけど、おしりに力が入ってしまって、でもまだ力入れちゃダメなやつ

と思って耐えようとすると、“息を吐く”ときに「ヴゥゥゥ〜〜」と声が漏れちゃう

上手くいきみ逃しできないときは、呼吸困難になってプチパニック

陣痛の合間でももう会話できる余裕がないので、夫と意思の疎通ができなくなる

陣痛がきたら腰をポンと叩いて合図して“さすさす“してもらうんだけど、あまりの痛みに自分で腰を押さえるような動きをしたときに夫がそれを“さすさすやめろ”の指示かと勘違いしてさするのやめたりとか

21:20頃

再び助産師さんによる内診。

ついに子宮口ほぼ全開

分娩室へ行きましょうとなる

先が見えてきたことで、俄然やる気に

陣痛の合間を見計らって歩いて分娩室へ移動

意外にもちゃんと歩けた！

夫が出口と間違えてトイレのドアを開けたのには(心の中で)笑った

正直、思っていたより早く分娩室へ移動できたな！という印象でした。

ただ、分娩台に上がったからと言って、数回いきんだらスルンと生まれた！というわけにいかなかったのですが…

つづく

出産レポ②【陣痛室〜子宮口全開大】