21:30頃分娩室入室
すでに2〜3分おきになっている陣痛の合間に歩いて移動したのでヒヤヒヤしたけど、分娩台に上がった瞬間に陣痛の波がきたのでセーフでした
その波がおさまったら、人生初の導尿
もう違和感も恥ずかしさもありませんでした
むしろスッキリさせてくれてありがとうございます！
そしてNSTを装着して、破水に備えて一番大きなサイズのお産パッドをつけてもらう。
夫も義父も、月は違うけど“20日生まれ”なので、密かに狙っていた5月20日
分娩台から時計が見えて、「21:30か…よし、今日中に産む
」と目標ができました
」と目標ができました22:10頃助産師さんに『破水させちゃいましょう！陣痛の波がきたら、思いっきりいきんでください！』と言われて、やっといきめる段階にきた
よく、“いきみ逃しの段階のほうが辛かった”と聞くけど、ほんとにそうかも。
そして、何度か力いっぱいいきんで破水
出産のはじまりが破水の方もたくさんいて、就寝中(力込めてないはずのとき)に破水することもあるみたいだけど、私は強い陣痛中に何度かおもいっきりいきまないと破水しませんでした
この違いはなんなんだろう？？
いきみはじめると、とにかく暑い
頭〜首にかけて汗びっしょり
夫には出産の瞬間までずーっとうちわで扇ぎ続けてもらいました
あと、口で息を吐き続けていたのでリップクリームを塗ってもらうのも重要な役割
血液などで汚れるのに備えて、両足にカバーをつけられる。
22:30頃チラッと時計を見たら、分娩台に上がってから早1時間…
子宮口はとっくに全開、破水もした、けど、赤ちゃんがまだ高い位置にいて、もうちょっと時間がかかりそうなので、一旦仰向けから横向きに体勢を変えてみましょうと提案される
もしかして回旋異常？
骨盤と頭の大きさが合わない？
臍の緒絡まってる？
ここからまさかの帝王切開なんてパターン？
今日中って無理？
と不安に
そして、陣痛の間隔は短いんだけど、強さが足りないから、陣痛を強めるために助産師さんが足を付け根から自転車漕ぐみたいな動きで動かしてくれたり、三陰交を押してくれる
仰向けで足を開いて踏ん張る体勢、右向き、左向き、色々試していきむ！いきむ！
私は横向きのほうが強い陣痛がきていたみたい
横向きのときは、足で助産師さんの肩を押して踏ん張る。助産師さんてすごい
よく聞く“うんちが出そうな感覚
”というのはピンときませんでした。
”というのはピンときませんでした。でもお尻に力を入れたい感覚はすごくて、うんちを出すようなイメージでいきんでみる
そのタイミングに合わせて助産師さんが肛門付近を手でグーっと押してくれるのが絶妙
なので結局テニスボールは使いませんでした
『上手上手！その方向ですよー！』と褒めてくれるタイプ
分娩室入ってからは基本的に助産師さんはずっと付き添ってくれてたけど、たまに席を外したときはもう心細いのなんの
いくら取り乱したくないと思っていても、もう陣痛の波がくると「ヴゥゥゥーーン」と声が漏れちゃう
それでも、“息を吐くことに集中する呼吸法”は忘れない
陣痛室と同じく分娩室でも息を吐く目標は天井の角。
でも何度かタイミングが合わなくて呼吸困難に
しかも2回くらい酸欠みたいに目の前が真っ白になりかけたときは、「やばい！死ぬー！」とプチパニック
陣痛の波がおさまるたびに夫にポカリを飲ませてもらうことにストロー付きペットボトルキャップ神
ストロー付きペットボトルキャップ神前日夜に、MINMIさんの痛くない奇跡の出産法という動画で、“赤ちゃんに、がんばれ！お外の世界は楽しいことがいっぱい待ってるよ！と声かけて陣痛を受け入れると痛くない”というのを見ていたので、「生まれたら楽しいこといっぱいだよ！だから出ておいで！」と声かけ
1時間ほどいきんだでしょうか…
ようやく頭に触れるようになったようで、
『赤ちゃん降りてきましたよー！髪多めですね
』
』と、新情報
まもなくして助産師さんが電話で医師を呼んでいたので、これはあと少しと悟る
22:50頃医師到着
外来で常勤医師は全員会ったはずなのに、初めて会う女医さん誰
笑
誰笑←日曜夜中だったので、近隣の大学病院から来た当直の先生だったらしい。そんなのあるんだ！
そして先生に会陰切開を宣告される
1ヶ月会陰マッサージ頑張ったけど、避けられませんでした
でも自然にズタズタに裂けるよりはいいし、もうなんでもいいから早く産みたい！という気持ちで、速攻お願いしました
23:08麻酔の感覚はほとんどわからず。
助産師さんが手で会陰を広げながら赤ちゃんの頭を掴んで、次の陣痛がきたタイミングで会陰切開
つぎの瞬間、ドゥルンっと赤ちゃん誕生
とーっても大きな産声を上げてくれました
私の正直な最初の感想は、
「あ、私に似てる(出産)終わったぁぁぁ」
(出産)終わったぁぁぁ」でした
骨盤にはまる感覚、うんちが出そうな感覚、お股に挟まった感覚…
結局最後までいまいちよくわからなくて、会陰切開してからあと何回かいきむものだと思ってたので、「あれ、もう？」と思ってしまいました
あとで母子手帳を見ると、分娩所要時間は11時間12分。
陣痛が等間隔になったのが12時くらいと自己申告したからかな？
本当に辛かったのは最後の4時間くらい。
でも、想像してたよりは、こんなもん？という印象。
間違いなく痛くて苦しかったはずだけど、産まれた瞬間スーッとその痛みを忘れてしまうというのは本当
陣痛が弱いときからずっと“息を吐くことに集中する呼吸法”を続けていたので、冷静に痛みを逃せたのがよかったです
助産師さんにも、『痛みに強いほうですか？』と言われました。
ソフロロジーの動画は見たけど、本格的に毎日練習していたわけではありません。
張りを感じたときに、息を長く吐いて気を紛らわす癖をつけていた程度。
でもこの呼吸法を知らなかったら、きっと呼吸困難で大変なことになってただろうと思うので、教えてくれた友達に感謝
そして夫の存在もかなり大きかったです
座って食事をしている最中は寄りかかって肩をガシっと掴んで、
陣痛室では2時間くらいずっと腰を力強くさすさすしてくれて、
分娩室では1時間半うちわを扇ぎ続けて、合間に水分補給とリップ塗るのを手伝ってもらって、
でも余計なことは言わずに『あともうちょっとだからな！』と手を握ってくれて
あの役割は母じゃダメだった
そもそも母には弱いところを見せたくないという謎のプライドがあるので。。
入院の段階から立ち合ってもらえるタイミングで出てきた息子、本当ナイスです
夫は、全然苦痛じゃなかった！あっという間だった！とのこと
周りから壮絶な立ち合い経験談を聞かされすぎたみたい
何はともあれ、母子共に無事出産を終えられてホッとしています。