一語一縁(いちごいちえん)
「担雪埋井」(たんせつまいせい)
(臨済宗僧:白隠禅師)
◆雪を担いで井戸を埋めようとすること。
雪は水に溶けてしまうから、井戸はいつまでも埋まりません。
それでも、無駄であると分かっていても、雪で埋めることをやめずに継続すること。
◆もしかすると徒労に終わってしまうのかもしれない。
そう感じることが日々の生活の中にはたくさんあります。
ただ、「人生とはそういうものだ」と開き直ることも必要なのかもしれません。
そうすると、きっと、イライラしたり、妬んだり、不満に思ったりすることが少なくなるのでしょう。
◆「人材育成」を指してよく使われるこの言葉。
部下に何度言っても伝わらない、わかってくれないということもあるでしょう。
理念や価値観をどうやって浸透させるか、というテーマも同様です。
それでも、相手の心を動かす一番の方法は、手を変え品を変え、しかし本質は同じことを
何度でも繰り返し訴え、投げかけ、語らい、時には質問をすることなのです。