麦酒の泡 -15ページ目
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焼き豆腐で一杯

外に出るとキンモクセイの甘い香りが町中に漂い、
「ああ、秋深し・・・」と、空を見上げる日々が続きます。


斜めに座って、妙に雰囲気をまといながら
独り酒を呑みたくなるのも、この季節。
立ったまま一気に飲み干していた缶ビールも、
冷やしておいたグラスに注ぐようになります。
日本酒やワインが晩酌に登場する回数も増えてます。
旬の物が豊富ですから、料理に凝りたくなる人も多いでしょう。
さんま、里芋、秋なす・・・焼くだけで最高の味が楽しめますね。


さて、食卓に豆腐が上る機会は多いものですが、
焼き豆腐となるといちいち自分で作るのはちょっと面倒です。
しかし、難しくはないので、一度お試し下さい。


1.絹豆腐を一晩水切りする
(キッチンペーパーを敷いたザルにのせると良い)
2.6つ程度に切り、直火で表面が全体に黒くなるまで焼く


ガステーブルの魚焼きグリルを使うと実に簡単です。
香ばしく深みのある味は、まず何もかけずに一口どうぞ。
薬味にはゴマやミョウガ、刻んだクルミなども良く合います。
豆腐を焼くというだけのことですが、食べると思わず
「うまいっ!」と言いたくなりますよ。


高級食材を奮発するも良し、普段の材料に一手間かけるも良し。
いろいろなアプローチで、食欲の秋を楽しみたいものです。

はじめまして

今日からスタート。どうぞよろしくお願いします。


「光るもの必ずしも金ならず」という言葉があります。

世界で最初にこう言った人は、「メッキって事もあるんだぜ」と、

苦い経験なぞ思い起こしながらシニカルにつぶやいたのでしょう。


しかし、月も光ります。蛍も光り、新鮮なイカの表面も光ります。

金ではありませんが、価値のあるものばかりです。


ここでは、普段感じたことを中心に、ネタを交えて綴っていこうと思います。

メッキあり、ガラスあり、時々砂金混じりの「黄金郷」になればなあ・・・と。

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