土曜結果
新潟5R 2歳未勝利 ロードマイライフ 佐々木騎手 1番人気 5着
天気予報を見ると午前中はそこまで降らないという予報もあったので何とか良馬場で出来ないかなと思って
いましたが、残念ながら4R前には重馬場まで悪化。ダートより悪化ペースが早いことを考えると開催後半で
もともとの馬場もかなり悪そうで、これに対応出来るか。馬体重はプラス6キロで一息入って順当に増えてきた感。
パドック映像では非常に落ち着いていてトモの隆起もクッキリ。ただ、お腹周りについては体型もあるのか少し
余裕がある様に映りました。五分のスタートから押して前めの位置を取りに行きますが、ダッシュが一息な感じで
外から主張してきた馬達と合流するところで少し引いて前を見る形に。馬場を考えるとペースは流れていて
あそこで引くのは仕方ない気もするし、結果的に外に出すスペースを確保しつつ好位を取れたのは良かったかと。
勝負所でも前が速いと見てか意識的に仕掛けを待った様に映りますが、直線に入って追い出されると反応が一息。
最後に馬場の良い外に出してからはズルズルいきそうなところを踏ん張ってみせましたが、それでも掲示板確保が
精一杯。勝ちを意識しての新潟遠征でしたから結果が残せなかったのは残念。やはり馬場が合わなかった様で、
解消されてきているとはいえ散々緩さを指摘されている馬ですから懸念していた通り対応が出来ませんでしたね。
東京、京都が晴れて良馬場で出来ていただけに、よりにもよって3場で唯一馬場悪化した新潟に遠征しちゃったのは
ミスジャッジでしたね…。反動が出ないといいけど、杉山先生のコメントを見ているとこの後はお休みかな。

新潟11R 魚沼S セレシオン 吉田隼騎手 4番人気 2着
午後になると雨は降ったり止んだりとなり、重馬場のまま留まってくれるかなと思いましたが、レース前に再度、
強く降り出して不良馬場に。前までのレースを見ると内側は最内以外は使えない感じで、全体的にかなり悪くなって
いて外に出せないと厳しそう。如何に上手く外に誘導出来るかが鍵になると見ていました。久々で馬体重がどうか
でしたが、プラス8キロと大きく変わらず少し拍子抜け。菊花賞がマイナス10キロだったので、休養前のレベルと
ほぼ変わりないという感じですね。数字が示す通り、パドック映像でもスッキリ仕上がって雰囲気は上々。気になる
テンションも変に上がることもなく、あとは実戦勘と馬場対応がどうか。レースはスタートで出遅れて後方からに
なりますが、これで外に出し易くなるかなと見ていたのですが、逆にどんどん内に誘導していき狭いところへ。
道中は何度も手綱を引くシーンもあったし、前の馬のキックバックを浴びて4角回るところではドロドロに。直線は
横に広がる展開になって進路取りに手間取ることはありませんでしたが、それでも外には出せず。ジワジワと脚を
伸ばして前で併せ馬になっていた2頭に最後に交わした!と思ったところがゴール。入線した瞬間は届いたと思い
ましたが、スローで見ると首の上げ下げで僅かに届かず…。一年振りのレースで出遅れての競馬と考えるとよく
頑張ってくれた訳ですが、普通に馬場の良いところを選択していれば…という思いも。レース後のコメントでは
端っから内狙いだったっぽいですが、逃げてインペタするならともかく、後方から内狙いは何故そう考えたのか
イマイチ理解出来ないところ。ノメる面もあった様だし、直線で上手く外に出せていれば、あの差ですから或いは。
正直、取りこぼした感が否めず、あそこまで頑張ったなら勝たせてあげたかった。ただ、普通に競馬をしていれば
勝てた競馬と思いますし、ブランク明けでこれだけ走れればやはり準OPでは力は上。あとはタフなコンディションで
走りましたから脚元のダメージがないことを祈りたい。

日曜結果
東京9R 国立特別 ロードディフィート 西村騎手 7番人気 6着
小柄な馬ですから久々を叩かれた形でも極端に馬体を減らしてほしくないと思っていたのでマイナス2キロは理想的な
数値かと。馬体もトモの隆起が目立ち細い感じもなく、前走も悪くないと思いましたが今回も上々の雰囲気。課題の
ゲートも五分に出て前を行く3頭から離れた4番手という競馬。前過ぎず後ろ過ぎずで単騎の隊列でしたし、道中の
運びは理想的。直線では外に出して途中まではよく食い下がっていましたが、最後は伸びを欠いて6着。一頭が取り
消しし、レース中に競走中止があり、実質ビリ。2着馬とはコンマ3秒差と大きく離された訳ではないけど、非常に
良い競馬が出来ていたのに伸び負けしたのは残念。瞬発力勝負は駄目なのかもしれませんが、この条件では限界が
ありそう。ダート変わりも含めて試行錯誤が必要なタイミングなのかもしれませんね。

東京12R 秋嶺S オールフラッグ 内田騎手 5番人気 11着
芦毛ながら毛艶の良さは伝わってきたし、コトコトした歩様も解消されてきて状態の不安はなし。馬体重も安定し
充実期に入ってきている感じがするのでベストの条件となるここは力が入ります。レースはゲートの出は五分で
内田騎手がガンガン押していきますがダッシュが遅く、最内枠が仇となりどんどん前に馬が入ってきて後方に。
外ならリカバリのチャンスもあるのでしょうが、内枠だと腹を括って後方からの競馬をせざるを得ない感じ。
直線でも全く前の進路がなく、大外まで持ち出しますが、そこでも窮屈になり最後はあまり追えずに後方入線。
確かに好騎乗ではなかったですが、スタートから出していきながら位置が全く取れなかったし、直線で窮屈に
なったのも後方の位置の割には脚がなかったことに起因するので、仕方ないかなぁ。この条件でも位置が全然
取れないあたりはクラスの壁なのかな。陣営からも位置が取れなかったのが全てという感じだし、最後も
そこまで伸びなかったのは追走に脚を使って溜めを作ることが出来なかったということでしょう。もうちょい
距離を延ばせれば、追走は楽になるでしょうが終いも甘くなりそうですし難しいところですね…。

2023年通算成績 (23-22-12-16-9-96)
1.01/07 中京 3歳1勝クラス プロトポロス D.イーガン騎手
2.01/09 中京 3歳新馬 アルジーヌ 川田騎手
3.01/14 中山 アレキサンドライトS ロードヴァレンチ 永野騎手
4.01/14 中山 カーバンクルS ジュビリーヘッド 横山和騎手
5.02/05 東京 銀蹄S ジレトール 坂井騎手
6.02/05 東京 4歳以上2勝クラス オールフラッグ 内田騎手
7.02/09 佐賀 佐賀記念 バーデンヴァイラ― 福永騎手
8.03/11 中山 3歳未勝利 ルーラルハピネス 川田騎手
9.03/18 中京 4歳以上1勝クラス アレマーナ 角田和騎手
10.03/18 中山 3歳1勝クラス ロードディフィート 田辺騎手
11.04/02 中山 山吹賞 ドゥレッツァ 横山武騎手
12.05/14 京都 4歳以上1勝クラス サンクフィーユ 西村騎手
13.06/04 阪神 3歳未勝利 ロードマンハイム 鮫島駿騎手
14.06/04 東京 ホンコンJCT ドゥレッツァ C.ルメール騎手
15.06/11 函館 遊楽部特別 アルジーヌ 西村騎手
16.07/23 福島 横手特別 ロードバルドル 戸崎騎手
17.07/29 新潟 関越S ストーリア 菅原騎手
18.08/05 新潟 2歳新馬 ファーヴェント 松山騎手
19.08/05 新潟 3歳以上1勝クラス ロードラディウス 菱田騎手
20.08/19 新潟 日本海S ドゥレッツァ 戸崎騎手
21.09/09 中山 3歳以上1勝クラス ルーラルハピネス C.ルメール騎手
22.10/21 東京 富士S ナミュール J.モレイラ騎手
23.10/22 京都 菊花賞 ドゥレッツァ C.ルメール騎手


 今週は残念ながら未勝利。土曜新潟の2頭は勝ちまで期待をしていましたが、予想以上の馬場悪化に
泣かされましたね。
10月の競馬も終わり、いよいよ今年も終盤戦という感じ。来週は1勝クラスを好内容で勝ったルーラル
ハピネス、ロードラディウスが出走予定をしており、共にクラスが上がっても好勝負と思っているので、
今年目標としている出資馬での年間勝利数25勝に向けて結果を出して欲しい。