土曜結果
京都11R 平安S ロードヴァレンチ 永野騎手 8番人気 13着
関西圏輸送があっても馬体は減りませんでしたし、毛艶も冴え、歩きもキビキビとして上々の雰囲気。レースも
例によって好発を決めて、スッとハナへ。前半のセンスの良さは、この面子に入っても目立ちましたね。ただ、その後、
メイショウフンジンに絡まれる形になったのは、想定はしていた通りですが厳しかったかな。加えて、真後ろでピタッと
マークしていたグロリアムンディが早々に動いてきて、全く前を可愛がって貰えなかったのは痛かった。4角では何とか
踏ん張っていましたが、早めに動いたグロリアに向けて後続も殺到する格好になり、ヴァレンチとしては最悪の展開。
最後は無理せず流した感じで、13着惨敗となりました。ダートに変わってここまで負けたのはショックですが、強い
メンバーが早めに動く非常に苦しい展開でしたから、止む無しかな…。また、中館師のコメントでは馬体増での出走を
想定していた様ですが、輸送で減ってトモが寂しくなってしまい、永野騎手が乗った感触も良い時とは違ったとか。
今回は状態が本物ではなかった様ではありますが、重賞を勝つとなると、更なるパワーアップは必須でしょうし、賞金
加算も必要になってきますから無理に重賞に使わずにOPで力を付けていく選択が現実的な気がしますね。

京都12R オーストラリアT ロードジャスティス 坂井騎手 5番人気 13着
ちょっと馬がノンビリとしている感じはありましたが、毛艶はピカピカで馬体にも張りがあって、状態自体は問題
なさそう。スタートも無難に決めて、希望通りに前めの位置を取れたかに思いましたが、内に入れた途端に急に
行きっぷりが悪くなり、坂井騎手が押しても押しても進んでいかず、徐々に後退。勝負所で外に出してからも、巻き
返しはなく、そのまま後方入線。ここ数戦を考えれば内に入れるという選択をせざる得ないと思っていたので、その
判断は理解出来るところですが、砂を被ったのが駄目だったのか、一気に進んでいかなくなりましたね…。2走前に
揉まれる展開でも走れただけに、課題の精神面も徐々に改善してきているのかと思いましたが、やっぱり簡単には
いかなかったか…。こういう結果になると計算が立たないし、本当に難しい馬だわ…。

新潟3R 3歳未勝利 ロードサミット 角田和騎手 5番人気 12着
パドック映像では少しチャカチャカはしていますが、スプリント戦と考えれば大きなマイナスになるとは思えない
テンション。馬体は毛艶が冴え、見栄えだけなら全く走らない馬ではないよな…という印象。レースは綺麗にスタートを
決めて、前めの位置も取れそうでしたが、敢えて控える感じで先行集団を見る競馬。これまで一息でいってしまって
終いが怪しくなる競馬でしたから、溜めを作る意味でも意図して抑えるというのは理解出来るところ。ただ、その後は
一度も位置を上げることが出来ず、徐々に位置を悪くしていき、直線でも巻き返すことなく、後方侭の入線。道中の
手応えは悪い様には見えず、勝負所から上がっていけるかと思っていたのに、逆に下がっていくのはなぁ…。精神的な
問題もあるかもですが、やはり結果で見れば非常に厳しい。変わってきそうな雰囲気すらないのは難しいね…。

新潟8R 4歳以上1勝クラス フライングバレル 斎藤騎手 7番人気 5着
キャリアもあるし、コンスタントに使ってきていることもあり、馬の雰囲気は良くも悪くも変わり映えせず。レースは
五分のスタートから押して位置を取りにいく、いつものパターンでしたが、今回は内から主張する馬もいて、これを
行かせて番手からの競馬。道中の雰囲気は悪くなかったものの、3コーナー手前からジョッキーの手が動き出し、鞭も
入る等、ここ数戦同様に勝負所で追走が厳しくなるお馴染みのパターン。このまま沈んでいくのかなと覚悟をしましたが、
今回は手応えは悪いながらも押して押して前との差を詰めていき、直線に入っても踏ん張るシーンを演出。一瞬は勝ち
負けになるかという所もありましたが、比較的ペースが流れていたこともあり、最後は苦しくなりました。それでも
5着には踏ん張ったし、この馬なりには頑張りましたね。ただ、やっぱり勝ち切るとなると壁がありそうな感は否めない
かなぁ…。もう一押しが利くようになればいいが、それが難しいね。

新潟9R 飛竜特別 ティフォーザ 斎藤騎手 14番人気 12着
開催最終週ということもあり、内が見た目にも荒れており、オッズも内枠=人気落ちという傾向が顕著。それだけ
今の内枠は無理ということなんでしょうね。馬自身はマイナス体重できていたものの、レース間隔や新潟への輸送を
踏まえれば仕方ない部分。レースも大きく出遅れずにスタートを切れましたが、外に持ち出すスペースがなく、中段の
後ろ辺りからの競馬。その後も見せ場を作ることが出来ずに、そのまま後方入線。結果も外枠組が上位独占となり
ましたし、仕方ないしか…。新潟千直は枠ゲー感が強く、好きにはなれませんが、現状ではここしか活路が見出せない
だけに受け入れるしかないですね。次は夏の新潟開催になるのかな。

日曜結果
東京11R オークス ラヴェル 坂井騎手 10番人気 4着
前走比でマイナス2キロとなる馬体重444キロは調教後馬体重と同じですから、東京輸送で減らさなかった計算になり
ますし、よく踏ん張ったと言える数値か。当然、増えてくるのが理想ではありますが、それが難しいのは分かっていた
ことですし、姉のナミュール同様に3歳春の時点では、この体をなんとか維持しながら戦うしかないという感じかな。
馬場に関しては水捌けの良い東京ということもあって前日から良馬場に回復していましたし、内も全然悪くなった感じも
なく、枠順から内で脚を溜めて一発狙うっていう競馬が出来そうな条件。パドック映像では、やはり腹回りは寂しく、
もっとボリュームが出てきて欲しいし、歩様もアルテミスSの時の物凄く柔らかくてバネを感じさせた素晴らしい出来と
比較すると落るのかなという感は否めず。個人的には桜花賞から目に見えて変わったという印象はないけど、この出来で
どこまで頑張れるか。レースはゲート入りを少し嫌がる素振りもありましたが、課題のスタートは不恰好ながらも上手く
決めて、その後は促して先行。予想よりも前めの位置でしたが、隣のライクオンタムが逃げてくれたことで、これを前に
置いてポケットに入っての形に。位置を取りに行きましたが、ハミを変えた効果か、きっちり折り合っていましたね。
ただ、ペースはそこそこ流れていて、ドスローからのヨーイドンの展開を希望していただけに、苦しい展開になって
しまったな…と。ただ、勝負所でも絶好の手応えのままで、インペタから直線に入ってスムーズに進路を確保。この
時点でも余力があり、坂井騎手もターフビジョンで後続を確認しながらの追い出しでしたから、一瞬はひょっとしたら
という気持ちも。ただ、流石にリバティアイランドの勢いは別格。本格的にエンジンが掛かると排気量が違うという
感じで抵抗することが出来ず。それでも一旦は完全に抜け出したこともあり、2着はあるかという体勢でしたが、最後は
苦しくなって4着。負けたこと自体は残念ですが、リバティアイランドより前にいた組は総崩れという展開を自分から
勝負しにいっての4着は胸を張れるのではないでしょうか。着拾いに徹していれば2着はあったという内容にも思えますが
そこはG1ですから勝負しにいって負けたのは清々しい位です。ここ2戦は不完全燃焼という結果から勝負の騎乗で巻き
返しを狙ってくれた坂井騎手、桜花賞からの短い期間で立て直しを図ってくれた陣営。そしてラヴェルの頑張りに感謝。
本当に良くなるのは先々だと思うので、夏場は疲れを癒して、秋には一回り成長した姿を見せて欲しい。

2023年通算成績 (12-6-5-10-8-44)
1.01/07 中京 3歳1勝クラス プロトポロス D.イーガン騎手
2.01/09 中京 3歳新馬 アルジーヌ 川田騎手
3.01/14 中山 アレキサンドライトS ロードヴァレンチ 永野騎手
4.01/14 中山 カーバンクルS ジュビリーヘッド 横山和騎手
5.02/05 東京 銀蹄S ジレトール 坂井騎手
6.02/05 東京 4歳以上2勝クラス オールフラッグ 内田騎手
7.02/09 佐賀 佐賀記念 バーデンヴァイラ― 福永騎手
8.03/11 中山 3歳未勝利 ルーラルハピネス 川田騎手
9.03/18 中京 4歳以上1勝クラス アレマーナ 角田和騎手
10.03/18 中山 3歳1勝クラス ロードディフィート 田辺騎手
11.04/02 中山 山吹賞 ドゥレッツァ 横山武騎手
12.05/14 京都 4歳以上1勝クラス サンクフィーユ 西村騎手


 土曜日は惨憺たる結果だったので、オークスも惨敗を上積みかな…と悪い意味での覚悟をしての観戦でしたが負けは
したものの、非常に満足度の高いレースをしてくれました。ラップを見るとオークスとしては前半から流れていますが、
その後もラップ的にほぼ緩むところがない厳しい流れで、どっちかというとダービーに近いノリの展開。その流れで
強い馬を負かしにいく競馬をして見せ場を作ったのだから、これまでの惨敗の汚名を少しは返上出来たのではないかな。
負けたこと自体は悔しいけど、悔いは一切ないと言うか、こういう競馬を見せてもらえると一口は楽しいなと勝てなくても
思えるかな。

ただ、本当、勝ち馬は何なんすかね…。ラップが緩まない展開になったことで力量差が明確に出る形になったのは事実
ですが、それにしても強すぎ…。それこそ、比較対象になるのはブエナビスタ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイと
いったレベルの馬達でしょうね。秋は秋華賞みたいですけど、ラヴェルの成長にも大いに期待していますが、あれを逆転って
ピンとこない。イメージとしてはラヴェルは05年ダービーのインティライミの競馬をしたけど、相手がディープのノリだった
…みたいな。絶対にありえないだろうけど、タイトルを取るって意味では秋華賞を捨ててエリザベス女王杯一本に絞る方が
可能性がありそうだわ…。登録ないけど凱旋門賞如何ですかと言いたいw

矢作師「リバティアイランドは本物だ。同世代にあの女がいるっていうのは…これからずっとお前についてまわる問題
だろうな…ラヴェル」