土曜結果
東京5R 3歳未勝利 ルーラルハピネス 川田騎手 1番人気 3着
プラス20キロは戦前の情報通りでしたし、パドック映像でも太め感は皆無。トモに張りがあって雰囲気は非常に
良さげでしたね。レースもスタートを無難に決めて、スッと好位を取ると、前を行く上位人気馬達を見ながら
という絶好の形。直線では追い出しを待つ位の余裕があり、これは勝ち負けかと思わせましたが、いざ追われると
ジワジワとしか伸びず、結局は最後まで前をいった2頭に並び掛けられずに3着。初戦同様に決して悪い競馬では
ないのですが、その割に終いが物足りないのは、休みを挟んでも変わらずでしたね。川田騎手も直線のアクション
を見ると追い出せば交わせると感じていたのかな?と思いますけど、手応えほど切れなかったというところか。
どこかで勝ち上がれるとは思いますが、決め手に欠けることを考えると現状、相手関係に恵まれないと厳しいかな。
使ってもう一つ良くなって欲しいですね。

東京10R 雲雀S フォラブリューテ C.ルメール騎手 4番人気 15着
ここ最近の物足りない内容を考えると人気しているなと感じましたが、その辺はルメール騎手効果でしょうね。
ただ、馬体重はプラス12キロと増やしてきたのは間違いなく良い材料でしたし、パドック映像も過去一で見栄え
していた様に思います。ただ、終い一本の競馬を覚えさせているところに対して、今の前有利の馬場傾向は合わな
そうだなと。レースはちょい不恰好でしたが、何とか五分に出ると先行する形。集中力が続かず、お終いの競馬に
徹するスタイルを作っている段階だったので、大丈夫なのかな?と思いましたが、案の定、4角で手応えが怪しく
なると直線は全く抵抗出来ずに離されたシンガリ負け。駄目な競馬に逆戻りしてしまい、何故?って感じでしたが
レース後の陣営からは騎手との意思疎通が出来ていなかったという、ちょい信じられないコメント。今の東京なら
前めの位置を取るというルメール騎手の選択は当然。ただ、そういう正攻法の競馬では駄目だから前走は一戦
無駄にしても終いをだけの競馬をしたのに、コミュニケーション不足でこんな結果になるとはね…。この陣営って
むの(以下自粛)。ただ、控える競馬をしても勝ち負け出来たかと言うと別問題で、血統的に上積みは薄いそうだし、
なかなか先行き厳しそう。前半で脚を使うと全く駄目なのは今回の結果からも改めて明らかになったし、今後は
展開無視で終い一本、展開嵌り待ちみたいな競馬にしか活路はないかな。そういう意味では勝負が出来る上位騎手の
確保はプラスにならんかもね。

小倉4R 4歳以上障害未勝利 ヴェスターヴァルト 五十嵐騎手 6番人気 中止
パドック映像では毛艶は冴えていて、硬めなのは変わりませんが、それでもキビキビ歩けていて、この馬としては
気配上々。復活あるなら、ここかな~と思っていました。レースはスタートを決めてハナ、あるいは番手が取れるか
という勢いでしたが、その後は飛越が悪く障害の度に位置取りを悪くしていき、中段、後方、シンガリと下がって
しまい、後半はほぼ画面に映らず。どの飛越も極端にバランスを崩すとか致命的に悪い訳ではないが、踏み切り前に
減速する感じで、あれでは位置を上げていくのは無理だよなぁ。最後は殆ど映っていなかったので離されたシンガリ
入線かなと思っていましたが、競争中止していたみたい。騎手が大事を取って止めたとのことで、怪我には至り
ませんでしたが、お世辞にも目処を立てる内容とは言えず。要因は異なるとはいえ、障害で2戦して完走すら出来ない
状況では障害は難しいかなというのが正直な印象。この経験が平場に活きるとかないと先行きは厳しいなぁ…。

日曜結果
東京9R 初音S ストーリア T.バシュロ騎手 2番人気 10着
関東圏輸送は経験を積んでいるので心配はしていませんでしたが、微減なら問題なし。馬っぷりも良かったですが、
パドックからチャカチャカしていて、アレっという感じ。ゲート待ちの際は映像でハッキリ視認出来る程、汗で
お腹周りが真っ白になっていたし、その上、アクシデントでスタートやり直しになったのも痛かった。ただ、それ
以上に五分のスタートだったのに控えて後方というのには閉口しましたわ。この馬が終い切れないのは勿論ですが、
東京の馬場傾向や枠順を考えても前めに行くという選択以外は無いと思っていたので。後方から終始外々を通って
いくという競馬は今の東京では負けにいくようなものですから、これでは厳しく、終いは目立った伸びを見せられず
惨敗。終い確実なタイプなだけに、ここまで負けたのはテンションが上がってしまったこともあると思いますけど、
乗り方は正直、駄目だよなぁ。バシュロ騎手は中山では結構、良い競馬をしてくれていたが、今週の東京での騎乗を
見ていると大丈夫かな…とは思えただけに、悪い方向に予感が的中してしまった。ここまでの経緯を踏まえれば一息
入れて立て直しでしょうから、次こそは結果を出して欲しい。

東京10R バレンタインS ロードシュトローム 内田騎手 4番人気 7着
前めの位置が欲しかっただけに2番枠は歓迎でしたし、ロケットスタートを決めた上に、戦績から競り合いを想定
していた1番枠の馬は出遅れ。早々に単騎先頭の形を作れて絶好の展開になると見ていましたが、前半が33.5秒という
超ハイペース。途中から競り掛けられて、譲れない形になったのは痛かったですが、それにしても流石に早過ぎました。
このペースの時点で勝ち負けは諦めましたが、それでも直線は途中までは踏ん張っており、一瞬オッと思うシーンも。
最後はパタッと止まって後方待機勢に一気に飲み込まれましたが、もっとバタバタになっても良さそうな流れですから、
この馬なりに頑張ったのかなと。OPでもハナを切れる前半のスピードは見せることが出来たし、展開・メンバー構成
次第では十分にやれそう。番手に控えるという選択肢もあったと思いますが、今日のペースでは何れにせよ厳しかった
でしょうし、展開が向かなかったと切り換えて次に期待したい。

東京12R 4歳以上2勝クラス ロードジャスティス 横山和騎手 6番人気 10着
こっちもロードシュトロームに負けず劣らずのロケットスタート。外から並び掛けられるとアウトですから、早々に
単騎の形を作れて一安心…と思っていたら、隊列が落ち着いた…かと思った瞬間に外から来られて、譲ることになって
しまい3番手の内めに…。もう、この時点でこの馬は終戦…。シュトロームのレースとは異なり、ペースは落ち着いて
いたし、何故、譲ってしまうかね。その後は内の狭いところから進出を目指すも、伸び切れず、最後は追うのも止めて、
流して惨敗。スローに落とそうとしたところを、一気に来られて対応出来なかった感じでしょうが、これまでの競馬から
被されたらアウトという情報を騎手と共有出来ていたのかなぁ…。正直、判断ミスだと思うし、結果的に行った行ったの
競馬になったことからも、悔いが残る競馬に。行くだけいって駄目なら仕方なしですが、ハナを切れる態勢を一度作って
から、控えて負けるのは下手打ちだよねぇ。ん~、なんかこのままズルズルといってしまいそうな予感。

阪神3R 3歳未勝利 ロードサミット 小沢騎手 7番人気 7着
相変わらず馬っぷりは抜群でトモの隆起が目立っていました。使ったこととブリンカー効果でどこまで変わるかでしたが、
前走と違い、スタートは自分から出て行くという感じ。ジョッキーも前走のことを踏まえてか、ガンガン押していきますが、
スタートの速さの割には二の脚が鈍く、押して押して何とか先段に付けられたという感じ。勝負所での手応えも悪く、徐々に
位置を下げていくという惨敗コース。その割には直線は踏ん張っていましたが、良くも悪くも普通の競馬をして負けたという
印象。前回はあまりにも大負けだったので、ある意味ノーカンとプラス思考気味に考えられましたが、今回はそうではない
中での負けであり、その意味では初戦負けよりもショック。これは勝ち上がりは厳しいかも…。


2023年通算成績 (7-2-1-4-0-17)
1.01/07 中京 3歳1勝クラス プロトポロス D.イーガン騎手
2.01/09 中京 2歳新馬 アルジーヌ 川田騎手
3.01/14 中山 アレキサンドライトS ロードヴァレンチ 永野騎手
4.01/14 中山 カーバンクルS ジュビリーヘッド 横山和騎手
5.02/05 東京 銀蹄S ジレトール 坂井騎手
6.02/05 東京 4歳以上2勝クラス オールフラッグ 内田騎手
7.02/09 佐賀 佐賀記念 バーデンヴァイラ― 福永騎手


 今週のストーリアは勝負の1戦でしたし、その他6頭も一発チャンスはあると見ていたので複数勝利もあるかと期待していた
のですが、まさかの惨敗ラッシュ…。掲示板に載ったのがルーラルハピネスだけとはね…。それも、フォラブリューテ、
ストーリア、ロードジャスティスの3頭に関しては、もうちょいやり様があっただろうに…と思えるところでの惨敗なだけに
精神衛生上よろしいないなぁ…。重賞を勝って、良い流れに乗って…思っていたところで、この結果だから上手くいかないねぇ。