最後の一押しを！

土曜出走
中京6R　4歳以上1勝クラス　ロードリスペクト　岩田望騎手　期待度：×
障害戦を使ってきましたが陣営の高めのトーンに反して結果が付いてこず、勝ち負けの目処が
立たない状況。これなら平地の方が、まだ望みがあるのでは？と思っていたので、ここでの路線
変更は妥当ではないかな。ガラッと条件が変わり、一気にスプリントになるだけに、流れに対応
出来るかが鍵でしょうね。もともと途中で止める様なところがありましたが、障害戦では上位
進出はならずも、最後まで頑張るところを見せていたので、その経験が平場に戻って活きれば。

日曜出走
東京11R　ヴィクトリアマイル　レイパパレ　川田騎手　期待度：◎
昨年後半は迷走とも言える状況でしたが、今年2戦はシッカリと競馬をしてくれました。しかし、
どちらも最後の一押しが足らずという印象で2着まで。2200mは明らかに長く、2000mもギリギリ
という感じですから復活勝利には距離短縮が必須と思っていたので、マイルを選択してくれたのは
非常に嬉しいです。初めての東京コースがどうか？とか、ここ最近は我慢我慢の競馬が続いていた
中で、いきなりスプリント志向の強い馬もいるマイルG1に対応出来るか？という不安はあります。
ただ、それ以上に適性的に嵌るのではないかという期待感が強いですね。馬場がどの程度、悪化
するかは不透明ですが、パンパンの良馬場で極端な上がり勝負とかになるよりは良いでしょうし、
枠も特別に内有利の馬場にでもならない限りは少し外めの枠からジワっと行けそうなのは良いかなと。
一番の不安は中2週で厳しい競馬をした上での3戦目ということ。陣営からは心配無しという話が
出ているものの、G1で目一杯の競馬をしてからの続戦というのはお釣りがあるのかどうか。メンバーも
牝馬限定戦ながら、現役牝馬のトップクラスが大体、出揃った感じで楽ではないでしょうし。待望の
距離短縮になったらなったで、乗り越える壁は多いですが、何とかもう一度、大きな勲章を取って
欲しい馬ですから、信じて見守りたい。


　レイパパレは待望の距離短縮。週刊誌とかを見るとベストは2000mだが…みたいな評論もあって、
アレって感じでしたが、川田騎手がインタビューで切望していたマイル戦と言ってくれていたのが、
嬉しかったですね。本当、この一年はひたすら我慢我慢我慢という競馬ばかりで、普通に距離を縮めて、
ノビノビ走るところが見たい！とずっと思っていましたから、主戦騎手もそういう感覚だったんだなと。
勿論、掛かる馬が距離短縮して、スイスイいったら終いをアラアラというシーンも見てきているだけに
結果として嵌るかは蓋を開けてのお楽しみですが、現役期間も1年を切りましたから、短い距離を走ったら
どうだったんだろう？みたいなモヤモヤを残すことがなくなったのは、結果に関わらず良かったかな。
あわよくば、もっと早く距離短縮に舵を切っていれば良かったのに！とレース後に思える結果になる
ことが理想ですね。