『エイリアン:ロムルス』
2024年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督・脚本 フェデ・アルバレス
脚本 ロド・サヤゲス
撮影 ガロ・オリバレス
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演 ケイリー・スピーニー/デヴィッド・ジョンソン/アーチー・ルノー/イザベラ・メルセード/スパイク・ファーン/アイリーン・ウー
《解説》
逃げ切れるか?生存率0%の絶望から
リドリー・スコット監督による1979年の傑作「エイリアン」のその後を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇した若者たちの運命を描くSFサバイバルスリラー、「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスがメガホンをとった
強靭な生命力を持つ凶暴なエイリアンと人間たちの戦いを描いてきた本シリーズだが、本作は第1作と第2作の間の時代を舞台に、若い新登場人物陣とエイリアンの死闘を描き、第1作の異なる続編のよう
《物語》
2142年、残骸となったウェイランド・ユタニ社の宇宙貨物船ノストロモ号、その付近の岩のようなものを無人探査機が持ち帰った、研究者たちは岩を切断して内部を取り出した
ジャクソン星採掘植民地の鉱山で働くレイン・キャラダインは旧型アンドロイドのアンディと共に暮らしていた、地球から65光年のこの星は年間日照時間はゼロ
レインはユヴァーガ第三惑星への移住を希望しているがノルマ達成と思われたが、労働契約期間が延ばされ移住は5~6年先に、街頭演説ではウェイランド・ユタニ社は希望を持たせて奴隷にしている、目を覚ませ!と
レインの元恋人のタイラーが放棄されたウェイランド・ユタニ社の宇宙船に侵入して冷凍休眠装置を盗み出してユヴァーガ星へ逃亡する計画を持ち掛けてきた
それにはシステムにハッキングできるウェイランド・ユタニ社製のアンディが必要、レインは同意し、アンディ、タイラーとその妹ケイ、タイラーの従弟ビヨンとその恋人のナヴァロの6人で貨物船で宇宙へと飛び立った
放棄された宇宙研究施設ルネサンスへの到着目前にルネサンスが36時間後にジャクソン星の衛星と衝突する事が判明、タイラーは30分で済むとルネサンスに入り冷凍休眠装置を発見
しかしユヴァーガ星まで9年分の燃料が足りずタイラーとビヨンとアンディは階下へ、そこで燃料室に入るが緊急装置が働いて閉じ込められてしまう
ナヴァロとレインが救出に向かうのだが、そこではエイリアンの幼虫であるフェイスハガーが冷凍保存されていたが誤って解凍されてしまい襲い掛かってくる
レインたちは自分たちが乗って来た貨物船に戻って脱出しようとするがフェイスハガーは成長し、エイリアンとなり、群れで襲い掛かってくる
《感想》
まさか再びエイリアンが見れるとは思いませんでした、「エイリアン4」で完結したと思ってたのですが、「エイリアン3」同様に少し消化不良な感じでした
その後は「エイリアンVS.プレデター」シリーズでエイリアンを見ることが出来ましたが、こうしてエイリアンが独立した作品が撮られるとはね
本作は「エイリアン」の続編で「エイリアン2」の間の物語のようです、久しぶりにノストロモ号の名を聞いて嬉しかったです、それにルークというアンドロイドがアッシュと同型なのも嬉しい
オープニングで瓦礫と化したノストロモ号が宇宙の藻屑となっているのですが、そこから岩のような物を回収するのです、それこそがリプリーが宇宙空間に弾き飛ばしたエイリアンなんです
その後にルークの説明では宇宙空間に放置されようが空気がなくても食物がなくても死ぬことはないほぼ不死身なエイリアンだったんです
本作の主人公であるレインを演じるのはケイリー・スピーニーで、ジャクソン星で劣悪な環境で鉱員として働いている20歳の女性で、アンドロイドのアンディと暮らしています
アンドロイドのアンディを演じるのはデヴィッド・ジョンソンで、レインの亡くなった父親によって修理されたウェイランド・ユタニ社製の旧型アンドロイドで親父ギャグを言います
レインの元恋人のタイラーを演じるのはアーチー・ルノーで、タイラーの計画性のない計画でウェイランド・ユタニ社のルネサンスで冷凍休眠装置を盗んでユヴァーガ星へ行こうと言います
タイラーの妹のケイを演じるのはイザベラ・メルセードで、久しぶりに再会したレインと抱き合うくらい仲が良かったようです、その後にレインに誰の子か分からない子を妊娠していると告白します
タイラーの従弟のビヨンを演じるのはスパイク・ファーンで、かつて母親をアンドロイドに見殺しにされた過去を持っているためにアンディには強く当たります
ビヨンの恋人のナヴァロを演じるのはアイリーン・ウーで、スキンヘッドのアジア系女性で宇宙船の操縦を担当しています、しかし最初にフェイスハガーの餌食となります
そしてルネサンスにいたアンドロイドのルークを演じるのはダニエル・ベッツで、エイリアンによって下半身が溶かされています、壊れているのか思ったらまだ可動するんです
協力的な面もあるのですが基本的にウェイランド・ユタニ社への貢献を第一なんです、燃料室を開けるためにAIを更新するといきなりレベルアップしてルークの支配下に入ってしまいます
もちろんフェイスハガーやチェストバスターも良いのですが、やはりビッグチャップ(成体)が素晴らしいです、やはりオリジナル版の近いデザインです
エイリアン・ウォーリアーやゼノモーフとは違う頭部に半透明のフードで覆われているんです、これがH・R・ギーガーの男性器と骸骨をモチーフにしたデザインなのです
監督は「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスで、シンプルかつスリリングだったシリーズの原点に返ったと評価されています
ある星で働く若者たちは放棄された宇宙ステーションで恐ろしいエイリアンと遭遇する それが『エイリアン:ロムルス』です。
ここからまた新しいシリーズが始まる予感です。
























