続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝 -12ページ目

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

「近畿地方のある場所について」

 

 

 

 

 

2025年 日本

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 白石晃士

 

原作 背筋

 

脚本 大石哲也

 

撮影 高木風太

 

音楽 ゲイリー芦屋/重森康平

 

 

 

出演 菅野美穂/赤楚衛二/夙川アトム/佐藤京

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

私の友人が行方不明になりました、情報をお持ちの方はご連絡ください

 

「このホラーがすごい!2024年版」で第1位を獲得するなど大きな話題を呼んだ、背筋によるホラー小説「近畿地方のある場所について」を、「貞子VS伽椰子」「サユリ」の白石晃士が映画化

 

オカルトライターの千紘役で菅野美穂、雑誌編集者の小沢役で赤楚衛二が主演を務めた、白石晃士監督と「スマホを落としただけなのに」シリーズの大石哲也が共同で脚本を手がけ、原作者の背筋が脚本協力

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

文詠社の地下資料室で記事を書いていたオカルト雑誌の編集長の佐山が行方不明になった、佐山は不気味な噂や事件を追っていたがその調査の途中で消息を絶っている

 

若手編集者の小沢は上から特集ページの穴を埋めろと言われて困っていた、佐山は仕事も自分のパソコンにデータを入れていたがそれも一緒になくなっていた

 

地下資料室に残されていた少ない特集の資料だけ、小沢はオカルトライターの瀬野千紘に頼んで記事を書いてもらうことに、2人で地下資料室に下りた、そこで資料を見るが内容がバラバラでテーマが掴めない

 

 

佐山が消息を絶つ直前まで調べていたのは、1984年の発生した女子小学生失踪事件と、近くのダム付近で奇妙な目撃証言を記録したワイドショー

 

2002年の東大阪市の倉本中学校の林間学校の集団ヒステリー事件の記録映像、2013年の某バイカーのツーリング記録映像で山中にあった人形だらけの祠と、集団ヒステリーと同じ声が記録されていた

 

 

失踪したニコ生配信者が首吊り屋敷でのライブ配信映像、佐山が自らインタビューした大学生の目黒の見たら死ぬ動画を見た友人の佐藤が失踪

 

 

佐藤のアパートの玄関には首吊り屋敷の室内と同じ図柄が描かれたお札が貼られていた、2014年のとある家族のホームビデオ映像には見たら死ぬ動画に映っていた団地の5号棟が映っており、同じ団地でましろさまに興じる映像も

 

 

佐山の行方を捜すうち、恐るべき事実に気が付いた、無関係と思われた資料が次々と繋がっていき、それは近畿地方のある場所へと示していた

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

正直な感想は途中までは不気味な感じがして怖かったです、でも途中から何か違う感じになって、想像とは違う展開で何だか安っぽく見えてしまった

 

 

オリジナルビデオの「本当にあった呪いのビデオ」をお金をかけて有名俳優を使って撮った感じです、呪いのビデオの方も送られて来たビデオを調査取材をするのです

 

それはスタッフがするのですが、本作ではその役を菅野美穂と赤楚衛二がしています、原作は読んではいないのですがこんな感じだったのかな?

 

 

菅野美穂が演じるのはオカルトライターの佐野千紘で、雑誌編集者の小沢に頼まれて失踪した編集長の穴を埋める記事を書いてもらいます

 

 

赤楚衛二が演じるのは小沢悠生で、失踪した編集長の特集ページを埋めるように上から命じられます、今更別の記事を書くのは無理と判断して編集長の取材した資料を組み立てていきます

 

 

地下資料室には小さなブラウン管テレビとビデオデッキがあって山積みにされたビデオテープを再生すると女子小学生失踪事件と近くのダムに女子小学生の霊が出るとのワイドショー

 

その次は林間学校で山の方から声が聞こえるんです、生徒たちは面白がって声を掛けると女子生徒たちが倒れていくんです、それが集団ヒステリーと、千紘はこれは有名な事件だと

 

バイカーのツーリングのブログで山中にある鳥居と祠、その中には人形がきっしり、その直後に集団ヒステリーで聞こえた山の声が聞こえるんです

 

ニコ生配信で心霊スポットとして有名な首吊り屋敷に入る凸劇ヒトバシラ、鍵が掛かっていても鉄切り鋏で強行突破、しかし針金で閉じられた部屋には首吊り用のロープが天井から何十本もぶら下がっていて壁には変な図柄のお札、そして後ろにはぶら下がる女性の脚、そこで映像は切れて配信者は行方不明

 

 

佐山が大学生の目黒にインタビューした映像もあってそれは見たら死ぬ動画、それを見た友人の佐藤は失踪、アパートには首吊り屋敷のお札が貼られているんです

 

ある家族が団地に引っ越してきてホームビデオで撮影していると窓から外を眺めるお婆さんを撮っている窓の外に人が落ちてくるんです、その団地の5号棟は見たら死ぬ動画にも一瞬映っているんです

 

そしてまんが日本昔話の映像もあってそれはましろさまを描いた物語で、森の中から声を掛けてくる伝説なんです、これらが色々と繋がっていきます、そこで千紘と小沢は取材を開始

 

 

ここら辺までは意味が分からなくて不気味で怖いのですが、失踪した佐山が現れたり、変な宗教が絡んできたり、何か方向が変わってきたなと、最後に現れるアレもなんかね、ちょっと困った

 

 

近畿地方のある場所なのでそれは実在する場所なのかとちょっと期待してたりして、原作を読んだ方が良かったのかもね

 

 

 

 

 

そこは、どこですか?ある場合を巡る未体験ミステリー それが『近畿地方のある場所について』です。

 

 

 

 

 

まるで実話のような見せ方が本作の面白さなのですが、後半は失速してしまった感が。