ゴジラVSコング | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『ゴジラVSコング』

 

 

 

 

 

2021年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 アダム・ウィンガード

 

脚本 エリック・ピアソン/マックス・ボレンスタイン

 

撮影 ベン・セレシン

 

音楽 トム・ホーケンバーグ

 

 

 

出演 アレクサンダー・スカルスガルド/ミリー・ボビー・ブラウン/レベッカ・ホール/ブライアン・タイリー・ヘイリー/エイザ・ゴンザレス/ジュリアン・デニソン/カイル・チャンドラー/デミアン・ビチル/ランス・レディック/小栗旬

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

地球最大の究極対決

 

映画史上で最も象徴的な伝説のモンスター、〈破壊神〉ゴジラと、〈守護神〉コングが激突する待望の最新作がいよいよ登場!前作で強大な怪獣たちとの死闘の末、王〈キング〉として覚醒したゴジラが今回対峙するのは、同じく王〈キング〉の座に君臨してきたコング!

 

監督は「サプライズ」などを手がけたアダム・ウィンガード、出演はアレクサンダー・スカルスガルド、レベッカ・ホール、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」から引き続き登場するミリー・ボビー・ブラウン、カイル・チャンドラーほか、また、渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮役で小栗旬が出演し、ハリウッドデビューを飾った

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

髑髏島のどこか、コングは平和に暮らしているが異変に気付いた、大木を槍のように鋭く尖らせて空に投げつけると槍は空に突き刺さった、ここはコング収容ドーム、モナーク第236前進基地

 

 

しかしコングは大きくなり過ぎたためにここが破壊されてしまう、人類言語学者のアイリーン・アンドリュー博士はコングをここから出せばゴジラが襲って来る、王の座を賭けて、コングとゴジラは古代からの宿敵なのだ

 

 

ネット放送の「大怪獣の真実」のバニー・ヘイズは巨大テクノロジー企業エイペックス・サイバネティクス社に潜入して5年目、巨大な陰謀を暴こうとする

 

エイペックス社が香港の本社に何かを移送しようとしている証拠を掴む、そこに突如としてゴジラが襲撃、バニーは何とか命は助かったが破壊された社内で謎の装置を発見

 

エイペックスのCEOのウォルター・シモンズと5年前に亡くなったモナークの生物学者の芹沢猪四郎博士の息子である芹沢蓮は、かつてモナークに所属していたネイサン・リンドを訪ねる

 

 

敵もいないのにゴジラが暴れた事を危惧して2人はゴジラを倒す新兵器製作の為、地下空洞が巨大生物の生まれた場所との説を説くネイサンに地球の空洞には太陽に等しいエネルギーがあり、それを利用出来ればゴジラを倒す兵器が作れる

 

ネイサンは巨大生物は本能的に生誕地に戻ろうとする、なので巨大生物が導いてくれると、そこでかつての同僚のアイリーンの協力を経てコングの帰巣本能を利用して地下空洞世界を探索しようとする

 

 

調査隊にはネイサンとアイリーン、アイリーンの養子で耳が不自由な少女のジア、彼女はコングと手話で意思疎通が行える、コングは鎮静剤を打たれて輸送船に乗せられて海軍の護衛のもと南極へと運ばれていた、そこにネイサンの娘のマイアが乗り込み、地底用航空機ヒーブの説明をする

 

 

南極まであと少しとなったタスマン海でゴジラがコングを襲撃し、激しい戦いが始まる

 

 

ゴジラにかつて助けられた少女マディソン・ラッセルはゴジラがエイペックスを襲った理由を突き止めるべく友人のジョシュと共にバニー・ヘイズに協力を申し出て、破壊されたエイペックス本社に潜入する

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

1962年に東宝によって作られた「キングコング対ゴジラ」のリメイクではなくて新たな展開のゴジラとコングの戦いなのです、昔のは着ぐるみでの戦いでしたが、本作はCG全盛ですからね、それに日本から小栗旬が芹沢蓮を演じています

 

 

ゴジラは怪獣の中でも王となって5年間消えていたのです、それが突然現れてエイペックス社を襲撃したのです、ゴジラは人類の味方ではなかったのか?

 

ネット放送を配信するバニー・ヘイズはエイペックス社に技術者として潜入するのですが、その陰謀や秘密を暴こうとしたところでゴジラがエイペックス社を襲撃したのです、演じるのはブライアン・タイリー・ヘンリー

 

 

マディソン・ラッセルはゴジラが敵もいないのに襲撃するなんておかしいと感じたのです、バニーの放送を聴いて共感する事が多くてマディソンはバニーに会いに行くんです、演じるのはミリー・ボビー・ブラウン

 

 

コングはモナークの収容施設に入れられているんです、髑髏島の一部でコングを騙して監視しているのですがコングもこの髑髏島の異変を感じてしまうんです、それにコングは大きくなり過ぎてもう限界に来ているんです

 

 

モナークの人類言語学者のアイリーン・アンドリューを演じるのがレベッカ・ホール、アイリーンの養女のジアを演じるのがカイリー・ホットルで彼女は嵐で家族を含めたイーウィス族は全滅し、その際にコングに助けられたんです、それ以来コングと絆が出来ているんです

 

 

そこがおいらの疑問だったんです、ゴジラは100メートルを超える巨大生物、コングは前作の設定の1973年の時は30メートルくらいなんです、なので本作の噂が出た時にこの体長差はどうするの?って思ったんです

 

それから50年が経った本作ではコングはそこから成長して100メートルを超えているんです、この体長差は成長という事でカバーしているわけですが、ちょっと強引ですね

 

 

その当時から特別研究機関のモナークはコングを監視下に置いているんです、日本に原爆を落とされた時にゴジラは目覚めて、それからゴジラは王なのです、しかしコングも王なんです、コングをゴジラから救う為に監視しているんです

 

しかしネイサン・リンドは巨大生物の故郷である地下空洞世界にある巨大なエネルギーを得る為にコングの帰巣本能を利用して地下空洞へ導いてもらうと、その為にコングを髑髏島から輸送船で移動、演じるのはアレクサンダー・スカルスガルド

 

 

この巨大なエネルギーに目を付けたのがエイペックス社のCEOのウォルター・シモンズで演じるのはデミアン・ビチルで、娘のマイアを地下空洞へと送り込むんです、マイアを演じるのはエイザ・ゴンザレス

 

 

コングの存在に気付いたゴジラがコングを襲撃、これが海の上での戦いで圧倒的にコング不利の状況でなんとかゴジラを振り切るんです、海軍が船のエンジンを止めてゴジラに勝ったと思わせたんです

 

コングは南極で地下空洞世界に入ってゴジラの背ビレを使った斧のような武器を見付けるんです、その頃エイペックス社はある物を香港の本社に移送、そこでゴジラが香港に現れるのですが、地下空洞にいるコングを感じて地面に放射能火炎を吐くんです

 

 

地下空洞まで達した放射能火炎はトンネルのようになってコングがそこから落ちてきます、香港の市街地での戦いとなるのですが武器を持ったコングが優勢だったのですがやはりゴジラは王なんです

 

 

しかしそこにエイペックス社が地下空洞の巨大なエネルギーを使って動き出したメカゴジラがゴジラに襲い掛かるんです、メカゴジラは暴走してゴジラ危機一髪の時にコングが加勢するのです、シビレましたよ

 

 

 

 

 

 

映画史上最も壮絶なバトル!最強はどっちだ!? それが『ゴジラVSコング』です。

 

 

 

 

 

本作でこの「モンスターバース」シリーズは終わりなのでしょうか?それなら寂しいですね。