オーストリア・スロバキア・チェコ 旅行記 4日目 【2】 | とむの益々自己満ブログ

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毎日に何か足跡を…

 

お腹もいっぱいにところで、再び散策に出発で~す。

 

 

ムーア川を渡り、旧市街の中心部へと向かっていきます。

 

 

オーストリアというと、誰もがまず最初に思い浮かべる都市がウィーン、

そしてモーツァルトの故郷ザルツブルク、

あとは少し旅好きの人だと湖畔の町ハルシュタットなどだと思いますが

 

 

実は、オーストリア第2の都市はここグラーツなんです。

15世紀フリードリヒの時代に居城が築かれ、

ハプスブルク家の領土となって以来、ハプスブルク帝国の南の砦として栄えました。

現在では、人口約25万人が暮らしているそうです。

 

 

日本人としては、サッカー元日本代表監督のオシムさんが晩年を

過ごした場所としても知られています。

 

旧市街の中心部ハウプト広場へとやってきました。

 

 

広場に面して建っているコチラの建物は、市庁舎です。

 

 

尖閣ドームが特徴的な美しい建物で

 

 

1893年建造とまだ比較的新しく、3代目庁舎となります。

 

 

そんな市庁舎の奥に建つこちらの建物は、州庁舎。

 

こちらは先程の市庁舎よりもずっと古く、1557~1565年に造られたそうです。

ルネッサンス様式の建物で、正面入口より中庭に入ると、

アーチ型の回廊が見事な建物が見れるとのこと。

 

って、あ~!!!見忘れた~やっちまったw

 

 

続いて、華やかな大通 ヘレン通りを歩いて行きます。

 

 

先程から前方に見えている町一番の壮大なこの建物は、市教区教会。

 

 

内部にあるステンドグラスには、キリストを迫害する者の上に

独裁者ヒトラーとムッソリーニの姿が描かれているそうです。 

 

 

ヘレン通りを、反対側からもパチリっ

 

 

今度は、カフェやレストランが並ぶ小路シュポアガッセを上っていきます。

 

 

少し進んだ所で、今度は右手に歩いて行くとドームが見えてきました。

 

 

1438~62年に建てられた後期ゴシック様式の大聖堂です。

 

 

そんなドームの隣にあるこちらの建物は、マウソレウム。1636年に建設されました。

見た目は教会のようにも見えますが、実は皇帝フェルディナン2世の

壮大な霊廟(亡くなった人の鎮魂を祈り、お祀りするための建造物)らしいです。

 

 

続いて、ドームと道を挟んで向かい側にある王宮へと行ってみます。

 

 

1438年にフリードリヒ3世が建てたゴシック様式の王宮。

残念ながら、今はほとんど昔の姿はなく…

現存するのは15世の終わりに造れたという塔の階段だけになります。

 

 

こちらの階段、途中から左右に分かれ、ぐるっと回ってまたひとつと、

目がまわりそうな二重のらせん階段となっています。

 

 

今度は、町の北側へと進んでいきます。

 

 

シュロスベルクの丘の上に建つ街のシンボル、時計塔に行ってみます。

シュロスベルクとは、城山を意味するそうです。

 

 

エレベーターや階段などでも行けますが、

トラムの1日券が使えるというとで、行きはケーブルカーで行ってみることに。

 

 

ケーブルカーに乗ること約3分、あっという間に到着~

 

 

標高473mの丘の上にやってきました。

 

 

ここシュロスベルクとう小高い丘の上には、18世紀ごろ難攻不落の要塞として

フェルナンド1世によってお城が築城されました。

しかし、その後ナポレオン戦争によって破壊されてしまい

 

 

今も残っているのは時計塔と鐘塔のみで、

現在は城址公園として市民の憩いの場となっています。

 

 

各方向の眺めはこんな感じです。

 

 

続いて、少し下ったところにある展望台の方へと向かってみます。

こちらが先ほど話しに出た鐘塔になります。

 

 

展望台に着きました~ 向こうにさっきまでいた高台が見えます。

 

 

一方、眼下には町のシンボル時計塔がいい眺めです。

 

 

左側方向の眺め。さっき訪れたドームなどが見えます。

 

 

右側方向の眺め

 

 

最後は、下に見える時計塔へと行ってみます。

 

 

街のシンボル時計塔は、13世紀に建てられたもので、文字盤の直径が5m以上もあります。

こちらの針は、長針が時間を、短針が分をと長短針逆となっています。

 

 

さて、帰りは260段の階段をハァハァ息を切らしなが、降りてきました。

 

 

続いて、こちらのムーア川にかかる何やら怪しい建物は

 

 

カフェ・ムーアンイゼル。ムーアインゼルとは、「ムーア川の島」という意味で

 

 

カフェを利用しなくても普通に橋として渡ることもできます。

 

 

続いて、ナマコのような、はたまた宇宙船のようなこれまた何やら異様な形の建物は

 

 

クンストハウスという美術館になります。

夜になるとコンピューター制御のライティングのように未来的な光を放ちます。

 


こんな感じで、ざっとですが、ひと通りグラーツの街を散策すると

 

 

あたりはだいぶ日も暮れはじめ、街に明かりが灯り始めました。

 

 

列車の時刻ギリギリまで、街を少し歩いてみます。

 

 

さて、そろそろ行かないとだわ。トラムに乗って朝来た駅へと戻ります。

 

 

グラーツ駅へと戻ってきました。

 

 

グラーツ 17:26 → RJ754 → 20:02 ウィーン  

 

OBB(オーストリア国鉄)の前割で2等指定席 往復25.8€≒4,138円

 

 

帰りは、オーストリアが誇る高速旅客列車レイルジェットで。

 

 

ウィーン中央駅へと戻ってきました。

 

 

地下鉄に乗り、今日もご飯を求めてウィーン中心部へ。

 

昨夜雨の中彷徨っていた時に、外の看板が気になったお手頃なお店に行ってみます。

 

 

ボクの旅行記では昔からお馴染み、ウィーンの名物料理ウィンナー・シュニッツェル。

仔牛のもも肉を使ったウィーン風カツレツです。(豚や鳥で代用することもあり)

〇〇風となってますが、スイスでも、クロアチアでも、ドイツでも、イタリアでも

ヨーロッパ中あちこちに似たような〇〇風カツレツがありますw

 

ウィンナー・シュニッツェル16.4+水250ml 3.6+チップ=22€≒3,544円

 

こちらのウェイトレスさん

ナイフ&フォークをセッティングすると 「サービス!」

水のボトルを開けて注いでくれると 「サービス!」

ひとつ料理を置いて行くと 「サービス!」

またひとつ料理を置くと  「サービス!」

 

なんだかチップ チップと言われているみたいでつい笑ってしまったw

 

 

こんな感じで、ボクの旅行4日目が終わっていくのでした。

明日からいよいよチェコへと入ります。

 

オヤスミナサイ

 

つづく...